本日のブログはハイファイからの特別なお知らせです。 この2013年にハイファイは創業30周年を終え、31年目に入りました。長きにわたる皆様のご愛顧を感謝し、また新たなる出発を祝してセール&プレゼントを実施することといたしました。 ●30%ディスカウントを…
「レコード屋のはなし」その4 「シールド・オア・ノット(1)」 レコードの買付で重要なポイントは 今も昔もレコード・ショー(レコード・フェアともいう)。 全米各地で その土地ごとのペースで定期的に開催されるレコード・ショーは ぼくらのようなバイヤ…
買付メシの話 その2 何が一番かって聞かれたら、アメリカで食べるダイナーのメシが一番好きだと答えるかもしれない。ダイナーというのは、主としてアメリカ北東部のニューヨークやマサチューセッツ州界隈にある安価なレストランで、アーミッシュの居住エリア…
買付メシの話 その1 松永クンがスタートした連載を読んで、ボクも買付のことを書いてみたくなった。レコード屋の話はこんな風にして、何回か書いたことがある。コレクターの話を書いたこともあるし、モーテルの話も書いたことがあったので、ここでひとつ我々…
「レコード屋のはなし」その3 「親子鷹(3)」 あるレコード・ディーラーの子育ての話。 トイザラスで店舗マネージャーを数年間務めたのち 好きなレコードを売り買いして暮らすと決めた彼。 奥さんは州の役所仕事をしているので 収入面での不安は若干軽いと…
「レコード屋のはなし」その2 「親子鷹(2)」 レコード屋を親子で継ぐのは どうやらなかなか難しそうなことを書いたけど そういう例がないわけでもない。 東海岸のあるレコード屋では 親父の店の隣に息子が店を開けていて、 なんとその店では 親父の趣味よ…
「レコード屋のはなし」その1 このブログでまた買付け中に出会ったレコード屋のことを書きますよと予告して あっさり2ヶ月半経ってしまいました! 申し訳ありません。 昔は毎日あれほど書いてたのに。 気を取り直して さもそんなブランクなどなかったように…
だいぶ空いてしまいました。 こうも久しぶりだと、なにを書きたかったのか忘れてしまって大変です。 これは記憶についてではありませんが、なるほどと思った記事がこちら(去年のものですが)。 人はなぜ隠すときと探すときで違う場所を選ぶのか? 一言で言…
先日、クラシックのコントラバス奏者の方のお話を聴く機会があった。 これまでなんとなく気になっていたいくつかの質問をして、それに絶妙な答えが返って来たのでなにより楽しかったのだが、最も愉快だったのがオーケストラ演奏の際の打楽器奏者の話しだった…
昔、このブログで 連載っぽいことをかいてました。 覚えていらっしゃるひとはそうはいないかもしれないんですが、 この日からこの日まで ちょうど200回やってました。 最初は30回くらいと思ってたんですが やってるうちに妙な意地が出たみたいです。 あのこ…
例によっていつものネット・サーフィン(他に呼び方をしらなくて)をしていたところ、こんなものを見つけました。 >>>>>>>>> 壇蜜が好きなプロレスラー→川田利明と井上雅夫 壇蜜が好きなテレビ番組→テレタビーズ 壇蜜が好きな歌手→椿屋四重奏とキリ…
このところマンガについて書かれた文章を、興味深く思うようになった。週刊文春にマンガホニャラというマンガ評のコラムが毎週連載されていて、これを面白く読んでいるうちに、随分と音楽評とは違うなあと思うようになったからだ。 両者の違いを考える。たと…
世界に誇れる レイモンド・スコット発掘音源&新録音カヴァー集2枚組ボックスCD 「レイモンド・スコット・ソングブック」 ハイファイでも絶賛発売中です。 このボックスのブックレットでのいろいろな執筆や訳文などで ぼくもお手伝いをしました。 本ボックス…
都内のとあるレコード店が水谷豊さん主演の「相棒」に出るとの噂を聞いて、これはちょっと見てみたいと思っていたところ、今日それが放送されておりました。 2月14日のバレンタインデー前ということもあって、第14話のタイトルは 「バレンタイン計画」 …
昨年の暮れにピーター・ヤーローに会ってインタビューをした。 ピーター・ヤーローは、フォーク・グループのピーター、ポール&マリーのリーダー。マネージャーだったアルバート・グロスマンに、グループを組んだらどうだと助言され、ニューヨークのグリニッ…
ここ数年 ハイファイで5250円以上のお買い上げをいただいたお客さまへの 年末年始のプレゼントとしてご好評をいただいている CD「これからの人生。」。 おかげさまで 今年も多数のお買い上げとご注文をいただき、 そろそろゴールがうっすらと見えてきたとこ…
あけましておめでとうございます。 2013年、いかがお過ごしでしょうか? 今年の耳初めはどんな音楽でしたか? 僕の耳初めはア・トライブ・コールド・クエストとザ・ファーサイドをマッシュアップした作品でした。 「マッシュアップはもうお腹いっぱい」から…
シュープリームスは、エド・サリバンが大好きだったグループだ。エド・サリバンとは、ご承知の通り1960年代のアメリカにおいて最も著名なテレビ・ショーのひとつだったエド・サリバン・ショーの司会者である。 お茶の間にエンターテイメントを紹介する常識あ…
DJをします。 場所は渋谷。 日にちはまさかのクリスマス・イブで。 ハイファイにずいぶん昔からよく来てくれていて その後、リディム・サウンターというナイスなバンドで活動し、 今またKONCOSというデュオで すてきな音楽を続けているTA-1くんのお誘いで 彼…
たまにサイエンス・フィクションなニュースを読んで、ワーオと思わず声を出してしまうことがあります。 いつも楽しく読ませてもらっているWIREDの記事。 14歳と31歳の「脳の活動」を音楽化(WIRED) 僕は今32歳なので、この記事にある31歳の「脳の活動」に近…
エーリッヒ・ケストナーによる児童文学「エーミールと探偵たち」には、魅力的な食べ物が登場する。エーミールと友人達が犯人の張り込みを続けているところに、お転婆で元気一杯のポニー・ヒュートヒェンが、バターを塗ったパンの差し入れを届ける。岩波少年…
「Not just another airport」という看板を掲げた ちいさなちいさな飛行場を見つけたのは アメリカのどこかの高速の出口付近のことだった。 アメリカでは自家用飛行機を持つことは 決してそれほどめずらしいことではないので その格納と離発着のために 空港…
ノーベル医学生理学賞を受賞した時の人、京大の山中伸弥教授。各報道ですでにそのお人柄から背景まで様々な情報が伝えられていますが、目に留まったニュースがこちら 山中教授効果 ビリー・ジョエルCDの発注増加(スポニチ) 「通常の5倍」の発注と聞いて…
久しぶりにアニタ・カーからメールが届いた。この前にもらったのは、病床からiPadを用いて書かれたものだった。今回のメールには、無事に退院して今は家にいるとあった。近況をほんの少し書くだけで疲れてしまったとも書かれていたので、まだまだ本調子では…
ハイファイの古くからのお客様からメール。 書き出しは 「町内で各家庭にまわす回覧板があるのですが、 班長が製作する回覧板がまず一軒目にやってくるのが我家なんです。」 というもの。 ほおほお、 そんな日常の話をなぜわざわざメールで? そう思いつつ読…
ズコッ! 昨日と今日だったことに、今しがた気がつきました。 東京駅丸の内駅舎保存・復元工事 完成イベント 「TOKYO STATION VISION」 http://www.nhk-ep.co.jp/vision/ こんなイベントだったようです。 個人的には、あの山手線の発車メロディがブレイク・…
ワーナー・ブラザーズ在籍時代のアニタ・カー音源をまとめたベスト盤CD「ヴェリー・ベスト・オブ・アニタ・カー」が発表される。プロデューサー・作編曲家・コーラス主宰者として活躍した彼女の仕事ぶりを聞く作品、こちらの選曲・ライナー執筆を行った。 選…
「おまえ、日本人だろ? このレコード知ってるか?」 店の若いオーナーがぼくに一枚のレコードのことで話しかけてきた。 そのレコードのこと ぼくは知っていた。 たしか何年か前に出ていた本「猫ジャケ」にも掲載されていたはず。 その名もずばり「ねこ」。 …
先週の「タモリ倶楽部」、ご覧になった方も多いかと思います。 シンセサイザーの産みの親、ロバート・モーグ博士が開発したMOOG(通称:箪笥)を紹介する企画で、なんとあの冨田勲さんがゲストだったのであります。 しかもアシスタント(弟子とのこと)には…
クイ・リーは、彼の歌を広めたドン・ホーと、カメカメハ高校で2年違いの同窓生。ニューヨークでのショウマンの仕事に疲れたクイがハワイに戻って来てワイキキの北、カネオヘに自宅を構えたのが1961年。家の近くには、ドン・ホーがバーを開いていた。聴いてほ…