2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧
今日は「シー・ユー・イン・セプテンバー」を聴くのに 一番ピッタリの日。 なんてったって、 明日が9月1日なんだもん。 ハプニングスがこの曲をヒットさせたのは67年の夏。 今年はこの曲も40周年なのだ。 ロック的に言えば ヒッピー・カルチャーが盛り上がり…
男子、厨房に立つ。 料理本を開きながら、 何となく自分にもアレンジ出来る料理はあるめいかと 思案しながらフライパンを取り出し、 切った野菜と肉を油で炒める。 そのとき電話が鳴り、 取ってみれば懐かしい友人。 ついつい話題に花が咲き、 ハッと気が付…
ノーマン・ルボフのことを書いたときに、軽くこのアルバムについて触れた。 レイ・チャールスとノーマン・ルボフは、学生時代のシカゴで同窓にして親友。時を経て音楽の世界に入ってからも交流が続き、二人の子供達が10代となってバンドを組むと、あろうこと…
「真珠貝の歌」(原題「Pearly Shells」)といえばハワイアンのスタンダードとして、よく知られるメロディ。 その一方でNHK-FM日曜日の夕方6時、「リクエスト・アワー」のテーマ音楽として記憶に残っている方もおられるかもしれない。いや、思いの外に多い…
わたくし、松永良平としては 珍しく時事を書きたいと思う。 ハイファイの近所に地下鉄の駅が出来るということで もう2年ほど工事が続いているのだが、 最近、ようやく完成のめどが見えてきた感じ。 東横線とリンクして 新宿、池袋をつなぐそうだから、 結構…
まずは宣伝を! 来たる9月1日(土曜)は Audience! (第2回) 【DJs】 内田靖人 原田伸彦 樺澤衝一 松永良平 (レギュラー決定!?) 藤瀬俊 (イレギュラー) 【場所】 代官山eau cafe ※通常営業の中でのイベントですので、チャージはありません。開催時間…
ケイシー・アンダーソンとアーチスト名義はなっているけれども、実質的にはバンド、リアリスツのアルバム。まるでケイシー・アンダーソンは、リアリスツの一員だと言ってもいいほどの内容だ。 リアリスツとは、ここでしか聞いたことがない。もしかするとセッ…
タリアーズ(Tarriers)という名門フォーク・グループがあるが、 こちらは一字違いのテリアズ(Terriers)。 テリア犬から取った名前である。 というか、テリアズなんて実在せず、 犬と人間の仲良き関係をレコードにした この愉快な作品のために作られた架空…
ハイファイ・レコードのサイトで紹介にあるように、長年のRCA在籍の後、ポリドールに移籍してからのボストン・ポップスの音源は、このところやっとCD化が行われるようになったとは言え、まだまだオムニバス的にしかまとめられていない。 その数少ないCD収録…
モダン・フォーク・カルテットこと、MFQ(この愛称はすでにこのデビューアルバムの時点で美しいロゴでジャケットに印刷されている)のデビューは、映画「パームスプリングスの週末」とのタイアップだった。やぼったいカントリーなんかじゃなくて、いま流行の…
「ワシントン広場の夜は更けて」の ヴィレッジ・ストンパーズを サウンド面で仕掛けた正体が ジョー・シャーマンであることなんて、 ほとんどのひとにはどうでもよいことかもしれない。 ジョー・シャーマンは作曲家としても著名で ラテン・ナンバーと思われ…
「They're Playing Our Song」。 このひとたちはわたしたちのための曲を演奏してくれる。 50年代や60年代にあった 良き社会の良き音楽を象徴するようなワンフレーズ。 良き夫婦、 良き家庭、 良き人生。 そこには,必ず よく似合う曲やサウンドがあった。 も…
もうご存じのかたも多いと思うけれど「脳内メーカー」が人気だ。 これは「名前」を入力して、その脳内を覗くというもの。 脳内を表す記号は何種類かあるそうで。 最近TVをはじめマスコミにも採り上げられてアクセスが多いせいか、覗くのに時間がかかったりア…
カントリー嫌いのためのカントリー音楽集。 なんて愉快なタイトルなのだろう。あけすけで気取りのないアメリカ人らしい発想。 そしてちょっと思うのは、アメリカ人にもカントリー嫌いって、けっこう多くいたりするのかもしれないということだ。 若きアコース…
阿久悠さんの追悼番組を見ていたら、 西田敏行の「もしもピアノが弾けたなら」が流れた。 もしもピアノが弾けたなら、 自分だったらどういう風に弾くか? ビル・エヴァンスみたいに知的に浮遊するか ハービー・ハンコックみたいにかっこつけるか それとも速…
映像投稿サイトのおかげで、思いもかけない映像を見ることができるようになった。 ルーフトップ・シンガーズのライヴ映像もそのひとつ。これまでは映画「フォレスト・ガンプ」のサウンド・トラックに彼らの代表的ヒット「ウォーク・ライト・イン」が使われた…
彼女はメイヨー・ミューア(Mayo Muir)の名前でデビューした。ハイウェイメンのメンバーとつながりを持ったことがデビューのきっかけとなったと裏ジャケットに記してある。 フォークのレコードにカンを持つ方ならわかるだろうが、デビュー・アルバム「The M…
アメリカのレコード屋に行くと どの店にも必ずあるコーナーのひとつに 「セレブリティ(Celebrity)」という区分けがある。 ひとことで言うと「有名人レコード」。 俳優やタレント、有名人が歌ったような レコードを集めたコーナーだ。 日本の音楽ファンは潔…
不入りだったにもかかわらず、 客席に数々の音楽関係者がいたことが ある意味、伝説にもなっているのが ダン・ヒックスの初来日公演。 1989年の6月に 新大久保の東京グローブ座で行われた そのコンサートにまつわる渋谷系都市伝説がひとつ。 客席の最前列に…
好きなコメンテーター・ランキングなるものが話題だ。 僕だったら荒俣宏さんや伊集院光さんに清き一票を捧げたい。 "コメンテーター"でないけれど、"キャスター"として好きなのはピーター・バラカン氏(本人曰く肩書きは"ブロードキャスター")。 TBSで水曜…
チェット・アトキンスがナッシュヴィルから放送されているカントリー・ミュージックのショー、グランド・オール・オープリーに初めて出演したのは1946年。一方でホーマー&ジェスロ、レッド・フォーリーなどのステージでバック・ミュージシャンを経験、その…
映画「八十日間世界一周」のテーマ曲でもある 「アラウンド・ザ・ワールド」は 小さいころからよく耳になじんでいる。 日曜日の朝のテレビでは、 父親が好きだった「時事放談」が終わり、 しばらくすると 「兼高かおるの世界の旅」が始まる。 そこで紹介され…
アニタ・カー・シンガーズの映像を入手した。彼らが動く姿を初めて見た。 チェット・アトキンス、ボビー・ベア、ジム・リーヴスとともに、ナッシュヴィル・オールスターズの一員として、北欧とドイツに出向いた時のライヴの様子が発掘されたもの。彼らはショ…
20歳代前半、スペインでクラシック・ギターを学んだのちニューヨークに移り住んだのが60年代の中頃のこと。この当時に盛り上がりを見せていたフォーク・シーンに飛び込み、チャド・ミッチェル・トリオの一員として活躍し、またオフ・ブロードウェイのミュ…
ハイファイでいろんなレコードを買付するとき、 もともとのアイデアは 必ずしもアメリカで発見しているとは限らない。 いや、音の発見の話で。 ドン・エリスの、このアルバムに入っている 素敵な「アローン・アゲイン」は 渋谷のタ●ーレ●ードで BGMとして流…
古い冗談。 「ねえ、お母さん、この月極さんてひと、 駐車場をいっぱい経営してるんだね」 子供のころ、 グレン・ミラーというひとも 相当日本が好きなんだなと思っていた。 だって、毎年のように全国を回って、 熊本まで来ちゃうんだもの。 グレン・ミラー…
「天元突破グレンラガン」というアニメがある。制作はエヴァンゲリオンで有名なガイナックス。 友人に「グレンラガンをちゃんと観たいなぁ。」と言ったら、観れるサイトを教えてくれて、若干のタイムラグはあるものの少しずつ観ている(まだ第4話だけど)。…
「ハワイ・コールズ」は毎週の土曜日の夕方にハワイから全世界に向けて放送されていたラジオ番組の名前。 なのでアーチスト名のようにして扱うものではないのだけれども、ついこうして言われてきたことから、その習いでアーチスト名を「ハワイ・コールズ」と…
以前にアラン・プライスのことを書いたときは ジョージー・フェイムとの共演アルバムだった。 今回は堂々、彼のソロ・アルバム。 ランディ・ニューマンの名曲 「サイモン・スミスと踊る熊」の 一番いいヴァージョンは アラン・プライスがこのアルバムで 歌っ…
タイトルに用いられた「Themes For Young Lovers」は、パーシー・フェイス1963年の同名ヒット・アルバムに端を発して用いられるようになったヒット・シリーズ企画名。 「More Themes 〜」「Plays Latin Themes 〜」「Themes For The "in" Crowd」などとヴァ…