2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧
4月3日(日)NHK-FM「ワールド・ミュージック・タイム」の特集「祈りの歌」において、林亭のアルバム「風は歌う」から「風」を最終曲としてオンエアするとの連絡を、番組DJの北中正和さんから頂いた。 震災を受けて急遽に企画を変更することとなり、用意して…
アメリカのディーラーから、メールが届いた。 こんなレコードを見つけたんだ、それでキミのことを考えた。マコトもリョウヘイも無事で元気と願っている。 そんな内容だった。 写真が貼付されていた。 思わずプッと笑ってしまった。そう、文字通り思わずプッ…
以前から当ブログでも「痩せる」と公言しておりますが、途中でどうでもよくなってしまうタチですので、非常に難儀しております。 「やっぱり水泳」と思うも、「水着買いに行くの面倒だな」「ジムに通うモチベーションが…」という具合で。 最近、日常の所作に…
エヴリシング・バット・ザ・ガールの 「ナイト・アンド・デイ」を聴いたのは NHK-FMの「サウンドストリート」でのこと。 火曜日の坂本龍一さんがオンエアしたという説も 聞いたことがあるが、 ぼくは渋谷陽一さんの日に聴いたと記憶している。 正確に言うと …
以前にも書いたが、 震災以来 お店に見えるお客さんと 結構話し込んだりすることが多い。 お仕事やご自宅は大丈夫でしたか? ご家族やお知り合いに被災されたかたは? 計画停電の影響は? これからどうなるんでしょうね? 問いかけは型通りに見えても 答えは…
これは映画「You Are What You Eat」収録の一曲。 映画の音楽は、ピーター、ポール&マリーの一員、ピーターが主導した。とっちらかってしまい、まとまりが付かなくなっていた状況を、なんとかするよう依頼されたのがジョン・サイモンだ。ジョンは、60年代の…
「松永さん、今日こんな買物してしまいました」 そう言いながら 彼がかばんから取り出したのは なんと料理エプロンだった。 彼が言う”こんな”には “こんなご時世に”という気分も含まれる。 3月14日に買付から帰国してから ぼくだって もうその言葉を何度使っ…
この日のブログで、松永クンがレコード屋で古いカントリーブルースやフォークが流れている時にボクが驚き、そして喜ぶ様について書いている。 事実のその通りなので付け加える事も無いのだが、それにしても今だに腑に落ちない。レコード屋の女性がカーター・…
アメリカのディーラーや、ショップのオーナー達からメールが届く。アメリカでも大きく報道されている地震の情報を踏まえ、ハイファイのスタッフの安否確認、お見舞い、心配といった内容のものだ。 それぞれにとても有り難い思いと共に文面を読み、返信を書く…
また「積読(つんどく)」本が増えてしまいました。 先の地震で全壊かと思われたウチの本棚及び平積みですが、なんとか無事でした。 「積読」とは、いわゆる買ったまま読まずに積んである本のことで、うちの棚の平積みにはもう1年近く、いや、2年以上その…
ハイファイの前を通る明治通りに 以前からちょっと気になっているものがある。 このあたりの明治通りには 道の両端に大きな木が規則的な配列で植えられている。 夏ともなると 緑の傘をいっぱいに広げるのだが 今は春待ちな季節なので はだかで寒そうにしてい…
おとといあたりから 渋谷の街の雰囲気は徐々に落ち着いてきた。 まだ夜は節電の効果で結構くらいし いろんな懸念もすくなからずあるのだが 肩をすくめて歩くより 心持ち胸を張って歩こうとしているような気分を感じる。 家ではもっぱらラジオを聴いているけ…
震災から8日目。 買付の帰国から5日が経とうとしている。 今週中は 停電の不安なども重なって 決して来客が多いとは言えなかったけれど、 それでも地震直後よりは いくらか客足が戻ってきたように思う。 そして なによりも お客さんと話している。 面と向か…
大江田さんと買付に行っているときによくある話。 レコード屋に入ったときに 古いフォークやカントリーブルースが流れている。 店番は若い女の子だったりするのに。 そういうとき 大江田さんは まるで自分のためにBGMをかけてくれたんだよというか 自分が恋…
このところ"懐かしい気持ち"について、考える。 "懐かしい気持ち"="後ろ向きのもの"と長く思ってきたし、"後ろ向き"とは、余り好ましくない態度と思ってきた。 果たしてそれは本当なのか?と、ふと思い始めた。 どこか温かい気持ち。今一度、戻ってみたいと…
買付から帰り、 今日からお店に復帰した。 渋谷の街はいつもと変わらず……と 言いたいところだが やはり自粛というか営業短縮や休業のおしらせを 数多く見た。 昼前の 通りを歩いてきたが 通行人も多いとは言えない。 これはお客さんの来店もきびしいかと思っ…
買い付けからの帰国便に乗る直前に、ゲート近くの売店でサンドイッチを買った。マイレージ獲得のため、ユナイテッド・エアラインに乗り続けて10余年。毎回々々、メニューは変われど同じ味覚の機内食に食傷した。 ハムとチーズとトマトを挟んだベーグル・サン…
今回 アメリカにいるあいだに 日本の地震のニュースを聞き 途方にくれていたときに すごく活躍してくれたのがスカイプだった。 電話をどれだけかけても 何も通じないときに スカイプであれば なんとか連絡を取り合うことが出来た。 顔を見て 言葉を交わすだ…
巨大地震のニュースを買付中のアメリカで聞き、 動揺が醒めやらない。 ニュースを聞いたのが こちら時間の3月10日の夜で 翌日まで一睡も出来ず ぼくも大江田さんも使い物にならなくなった。 だから 3月11日はアメリカでの買付も中止。 それでも 3月12日、 意…
アメリカでハイファイがレコードを買い求めるディーラーたち。親しく付き合っているのは、おおむね中年だ。もちろん若いディーラーもいるのだが、一緒に食事をしたりするとなると、つい中年同士になる。 このところ顔を合わせると、お互いの持病の話をする。…
お客様各位 またハイファイのブログを見ていただいているみなさま。 ハイファイのお客様にも このたびの地震と津波で罹災された地域のお近くにお住まいのかたが すくなからずいらっしゃいます。 どのように言葉を出してよいものかわかりません。 本来であれ…
お客様の訃報が届いた。 かつて消防署前ファイアー通りにハイファイがあった時代からのお客様だった。ハイファイでは初めての経験だ。 京橋の桃六のあんドーナツ、"沖の石"がお好きだった。お酒は飲まない。浦和レッズのファン。 何枚かのレコードのサーチを…
アメリカ買い付けを始めた頃のことを思い出している。 頼りと言えば電話帳だった。初めて行く街。モーテルに着いてまずすることと言えば、その街の電話帳のレコード店をチェックすることだった。部屋ごとに必ず、電話帳が備え付けられていた。 幾たびか同じ…
ライノ・レコードが リイシュー・レーベルの鑑になる以前、 ウェストLAの物好きなレコード・ショップが設立した インディペンデント・レーベルだった時代。 数々のしょうもない作品が残されたが、 それらの多くは 単なる楽屋オチに終わらない生命力を 今も持…
去年は「キックアス」。 で、今年は「スコット・ピルグリム〜VS. 邪悪な元カレ軍団〜」。 らしい。 監督はエドガー・ライト。 「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」の監督ですよ! 今やってる「ウッドストックがやってくる」をレコード店勤めだ…
毎日とは言わず 何度かハイファイのサイトを見ていただいていると 掲載しているレコードの写真の右上に スポットのように光が射しているものがあることに 気がつくひとは少なくないはずだ。 これはひとえに ハイファイでのレコード・ジャケット撮影が 結構原…
このアルバムがハイファイに登場するのは、これが初めてではない。それというのも、「実はこのベスト盤が一番彼女の良さをストレートに伝えています」とのコメントに惹かれて、ならばと購入したことをよく憶えているから。 ただし過去に登場した時に購入した…
海水浴という楽しみから 離れて長い。 最後に行ったのは 大学生のころ 夏休みの里帰りで 友人たちと行った地元の海岸だったかな? ツマと結婚した翌年に 夏の西伊豆に行った記憶があるけれど、 「ここが吉本隆明さんがおぼれた海だよ」なんて話をしただけで …
タイトル曲の「Leaving On A Jet Plane」(邦題「悲しみのジェットプレーン」)は、空港に向かわなければならない男の焦心の胸の内を描いた歌だ。 早朝、タクシーがホーンを鳴らして待っている。 もう、家を出なければならない。タクシーに乗って空港に向か…
ハイファイの勤務は12時からなので 我が家では朝ご飯が 午前9時から10時にかけてになることが多い。 今朝も そんな時間になにげなくテレビを見ていたら NHK教育でやっている「美の壺」の再放送をやっていた。 今日のテーマは 観葉植物。 19世紀にヨーロッパ…