The Aliis Sing The Alfred Apaka Song Book

Hi-Fi-Record2006-06-09

 ハイファイのスタッフ、大江田信、松永良平、藤瀬俊の3人が交互にお送りするVoices In Hi-Fi。
 毎日、毎日、レコードの山に埋もれて仕事をしているボクたちが、レコードを手に取りながら、ふむふむ、いやいや、なるほど、へえ〜っ、とつぶやいている一言を、簡単なメモにしてお届けします。お客様とのやりとりも登場するかも知れないし、買付の時の一コマも出てくるかも知れない。


 ま、とにかく始めてみようかな、そんな軽い気持ちでスタートしちゃいます。
 ハイファイ・スタッフによる日記ジャム・セッション。どう転びますか、どうぞ、お気楽におつきあいください。


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 このところ気に入って悦に入ってるのが、「お家で気楽にハワイアン・カフェ」。なにやらクウネル風だけれども、これがとてもよろしい。時間は早めの午前中が良いかな。朝起きて新聞を玄関まで取りに行き、まぶしい光を感じちょっと軽い感じの外の空気を吸った時に、おや、これはまるでワイキキの朝みたいだ!何て思うことが出来たら、早速の実践です。


 コナ・コーヒーがあればなお良いけれども、無いときはちょっと粉っぽくひいた豆でゆっくりと落としたコーヒーを用意。そういえばマノアに暮らす友人 グレッグは、家の近くのバス停前のチェーン・カフェのコーヒーのことを、あれは Junk だと言っていたなあ。なにしろあそこはメインランド資本だからね。確かになるほどと思うところもある。コナ・コーヒーはすっきりと品の良い味だもの。


 こんどはトースト・サンドをつくります。とろけるチーズと薄いハムがたっぷりあれば、それで充分。あとは大きいピクルスをそのままドッと添えればパーフェクトですね。
 そしてAliisのレコードをかけて、ハワイアンとボサノーヴァの幸せな出会い、フラノーヴァのサウンドに浸る。このとき一番大切なのは、窓を大きく開けること。
 まるでハワイの朝みたいだと感じさせてくれた空気を部屋に存分に流し込むのです。ワイキキは朝が早いですね。このごろの東京の朝8時の空気は、ワイキキだともう10時過ぎ頃の感じかもしれない。



 こうしながらハワイの人たちみたいに、にこやかにのんびりと毎日を過ごせたらいいなあと、ちょっと願ったりしちゃうわけです。(大江田)


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