Moe Koffman モー・コフマン / Turned On

Hi-Fi-Record2006-11-19

私事で恐縮です。

Yさん、ご結婚おめでとうございます。


昨日のパーティ、たのしゅうございました。末永くお幸せに!


で、そんな昨晩、パーティから帰ったらテレビで映画をやっていて、ついつい最後まで鑑賞。


「わたしのグランパ」(石原さとみ菅原文太浅野忠信-出演、筒井康隆-原作、東陽一-監督作品 2003年)


途中まで、田舎の学校でのいじめ(虐め)&ヤクザ&家庭の様々なしがらみを、務所から出たグランパ(菅原文太)を中心に淡々と描写する感じだったのに、ヤクザとの抗争(グランパが2億円ヤクザから横領したがゆえ)にて、スケベなチンピラが石原さとみ演じる囚われの珠子にちょっかい出そうとした際、急に珠子の身体が光りを放ち、チンピラを一蹴、縛られていた椅子ごと発光しながら宙に浮く、という奇っ怪な現象が。


ちょっwwwおまっwww(2ちゃんねる風)


この脈絡のない超能力シーンは一体!? 


あまりに衝撃の展開だったので、超能力少女の話に切り替わるのかという期待をいだき、くいるように観ていたけれど、最後までこの超能力の説明は一切ありませんでした(ある意味最高)。詳しくは小説を読めってことでしょうか。


原作の小説は筒井康隆作。


そして監督の東陽一さんは、昔ATGなどでご活躍された方のようで。


筒井康隆(SF作家でもありましたね)にATG、申し分ないアングラな要素が椅子ごと宙に浮く超能力シーンに繋がったのだろう、と勝手に推測。


そういえば「グリーンマイル」という人気映画では黒人の囚人が超能力をかました椅子がありました。


そう、それは電気椅子


同じく電気椅子に座るMoe Koffmanが写る本日の一枚。


Moe Koffman モー・コフマン / Turned On


不謹慎ではありますが、「電気椅子にすわりゃあ、何かが起きる!」そんな予想外(はやらない言葉ですよね)な内容になっております。


悟りを気取る、ちょっとネジのはずれたグランパ(菅原文太)に捧げたい「Song For My Father」。


最後にひとつ、「グランパ」でなくて、「おじいちゃん」でいいじゃない。日本語をもっと大切にしましょう。ちなみに僕は甥っ子(2才)に「ロリおじちゃん」と呼ばれてます。電気椅子級の懺悔が僕には必要なようです。(藤瀬俊)


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