黒船レディと銀星楽団 / 古本屋のワルツ発売記念演奏会(DVD)

Hi-Fi-Record2007-07-09

ハイファイで扱っている日本のアーティストのCDの中で
もはや隠すことも出来ないくらい立派な
ロング&ベストセラーとなっているのが
黒船レディと銀星楽団のCD
「絵のない絵本」(近日入荷予定)と
「古本屋のワルツ」。


アコースティックでノスタルジックな
小唄ジャズの風合いを持つオリジナルソングと
古いジャズソングのカヴァーを歌い演奏するトリオ。


互いに寄り添いあう親密さよりも、
ミュージシャンらしいイイ感じの距離感がメンバー同士にあって、
その辺のプロっぽさが
逆に戦前上海あたりのホテルバンドを思い出させる。


と、書きながら、
実はぼくは彼女たちのライヴは
たった一回しか見たことがない。


黒船レディこと水林史さんが
ライヴをやっているというウワサを聞きつけ、
駆けつけてみた吉祥寺スターパインズカフェ。
その一回のステージで、
ハイファイでCDを販売しようと決めた。


あれ? その前にもう
連絡だけは取っていたかもしれない。
あやふやですいません。


とにかく、ライヴを見たのはあとにも先にもそれっきり。
すっかりご無沙汰で、
とても失礼をしている。


そして昨日、
彼女たちの手作りDVD-Rが納品された。
「古本屋のワルツ」発売を記念して、
レコーディングに参加した多彩なゲストを迎えて行われた
一夜限りのスペシャル・ライヴを収録したものだ。
そもそもライヴ会場のみで手売りされていたものを、
特別にハイファイでも扱わせていただくお願いをした。


ぼくが唯一見たライヴでも
素晴らしいと感じた
「AMAPOLA」もちゃんと収録されていてうれしい。
この曲のために、
水林さんは自分で日本語の歌詞を書いたのだ。


全13曲80分。
200枚限定生産だそうなので、売り切れ御免。
お早めにどうぞ。(松永良平


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