Bernie Charles バーニー・チャールズ / In The Swing Of Things

Hi-Fi-Record2007-07-15

「当たるも八卦当たらぬも八卦」と人は言う。


聴いたことも見たこともないレコードを買う時は、ジャケ買い、またはジャケ裏のスタッフで選ぶ、この二択しかない。


あらゆるカルチャーがカタログ化されて久しい今日この頃、皆様、己の直感のみでレコードを買うことを忘れてらっしゃいませんか? 「直感で大当たり!」なんてレコ買いの体験は、稀少な体験となってきたように思う。


そんな僕は今日の朝からとある"大当たり”状態。フィーバーしている。


"食あたり"、大フィーバー中である。


直感で買ったレコードを、当たるも吐き気、当たらぬも吐き気。そんな気分で聴く羽目に。


おそらく甜麺醤で味付けした豚肉と梅干しを同時に食べたのが良くなかったと反省。鰻の蒲焼きに近い味×梅干し、この食べ合わせは要注意です。昨今話題の輸入鰻も怖いし・・・とにかく、フィーバーしたあの味は・・・オエ-ッ! 思い出したくない。


「オエ-ッ!」から「オー・イエス!」へ。気分を取り直して、僕にとっての大当たり盤をご紹介。


Bernie Charles バーニー・チャールズ / In The Swing Of Things


こんなオールドタイミーな「 I Just Called To Say I Love You」「The Girl From Ipanema」のカヴァーは聴いたことないし、当たらぬ可能性の高い80年代のジャズもの自主盤の中で、僕にとって大当たりな本作。チープなベースラインも絶妙です。大当たりな方、いらっしゃったでしょうか? よろしければ僕の食あたりの原因、フィーバーしちゃうレシピもお教えしますよ。(藤瀬俊)


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