David Seville And The Chipmunks / Around The World With

Hi-Fi-Record2007-07-17

飛行機に乗って窓の外を眺めていると
今しも宇津井健が飛んできて、
長い翼の上にすっと降り立つのではないかと思うことがある。


若き日の宇津井健が扮した
伝説の特撮ヒーロー、スーパージャイアンツ。
もちろん、そのころ、ぼくはまだ生まれてないけれど、
もっこり全身タイツのその姿は
テレビ懐かし(&お笑い)映像番組の中で頻繁に登場した。


その中でも特に印象的なのが、
その翼のシーン。
確か記憶では、
その場で宇津井健は平服(トレンチコートだったか?)に着替え、
機内に現れる。


百歩譲って、着替えは許すとしよう。
しかし、機内にどうやって入るのか?
ドアを開けたら、気圧差によって
機内の乗員乗客は全員外に放り出されちゃうからね。


で、チップマンクス。
テレビアニメ化されて、かわいいキャラに変身する直前の、
いわゆるリアル・チップマンクス期の掉尾を飾るこのアルバムのジャケで
悪ガキ(悪リス?)アルヴィンは
スーパージャイアンツの真似をしている。


デヴィッド・セヴィル兄さんと
セオドア、サイモンはドアを開けて大怒り!


さすがにこれは道義上、問題になったのか?
再発されてからのジャケは、
エジプトでラクダと遊んでる構図に差し替えられたのだった。


ところで、
「スーパージャイアンツ」に話は戻るけど、
この傑作の監督を担当したのが
若き石井輝男


石井先生の演出でしたか!
何百歩でも許す!(松永良平


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