Dusty Springfield / Dusty In Memphis

Hi-Fi-Record2007-11-25

ダスティがメンフィスに行くきっかけとなったのは
アレサ・フランクリンのアトランティック移籍ではなかったか。


アレサはコロムビア時代は
ジャズやポピュラーソングを歌っていて、
それを実力発揮されていないと見た
ジェリー・ウェクスラーが
彼女を南部に連れていったのだ。


そして爆発。


アレサがあそこまで良くなるんだったら
ダスティも。


また、
このアルバムは
ブリルビルディング周辺のソングライターたちにとって
ソウルテイストの曲を書くというテーマの
実験場にもなっている。


キャロル・キングはアレサに「ナチュラル・ウーマン」を
そして
ダスティにはバリー・マンとシンシア・ウェイルが
「ジャスト・ア・リトル・ラヴィン」を。


最高の舞台でこそ
才人達は真価を発揮するのだという
もっともわかりやすい例なのだ。(松永良平


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