Vince Guarardi ヴィンス・ギャラルディ / The Latin Side Of

Hi-Fi-Record2007-12-18

どうして昔は気が付かなかったのだろう。


このアルバムのB面一曲目、
「トリート・ストリート」は
ヴィンスのオリジナル曲。


久々に聴いてみたら、
頭の中で、とある楽曲と完璧にシンクロしてしまった。


それはトッド・ラングレンの2枚組大作
「サムシング/エニシング?」のB面一曲目、
「ブレスレス」。


テープ編集でこれだけ音をいじくると楽しいんですよ、という
彼の解説が一分ほど続いたあとで
曲がいきなり機械に巻き込まれるようにして始まる。


大まかに言って3つのパートから出来ているその曲、
最初は全然似ていない。


問題は
テンポチェンジをして
ユーモラスなラテンタッチに移行してからだ。


そのメロディと展開は
「トリート・ストリート」そのものだ。


盗作だとか
無粋なことを言いたいのではない。


トッド・ラングレン
ヴィンス・ギャラルディのファンであったことを
ぼくは発見した。
そっちの方が大事だ。


その発見には、うれしさがある。
最近の収穫のひとつだ。(松永良平


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