Johnny Smith ジョニー・スミス / Man With The Blue Guitar, Th
「カレセンー枯れたおじさん専科」という本が出ている。
「カレセン」
はじめて聞いたときは「枯れ戦」だと思い、「枯れ葉剤、ベトナム戦争、あ、アメリカ大統領選・共和党候補のマケイン氏の話題かな…」なんて考えてはおりませんが、とにかく「セン」というと「戦」の文字を想像してしまう。
理由は簡単で、「三国志」「信長の野望」などの光栄の歴史シュミレーション・ゲーム（シブサワ・コウ監修）のせいだったりする。
それは置いておいて、「カレセンー枯れたおじさん専科」この本はまだ読んでないけれど、版元アスペクトのウェブの紹介では
「夏目房之介（マンガ・コラムニスト） インタビュー」
「才能ある男たちの聖域のようなものを、シティボーイズには感じてしまうのである」
「ヴェンダース作品のオヤジたちは荒野をめざす」
「カレセン青田買い！（ミュージシャン編）」
などなど気になる内容。
上で挙げた中でも「カレセン青田買い！（ミュージシャン編）」は、"昔ミュージシャンだった"、"今は印税でネコと静かに余生をおくっております"、こういった設定の方を青田買いしよう、という企画と思われるけれど、「枯れたおじさん」と「青田買い」、２つの言葉のリビドーのエネルギー差がすごい。
「老いてますます盛ん」という言葉がある。
最初に知ったのは、これも「三国志」（横山光輝の漫画）だった。確か黄忠と厳顔、２人の老将が若者に負けまいと奮闘する場面だ。
今日、バート・バカラックのライヴ（２日目）が東京国際フォーラムで行われた。御年80歳。団塊ジュニアに言わせてもらうと、周りに"枯れ"を感じさせない生き生きとした"オヤジ"のほうがカッコイイと思う。
本日は「カレセン」な女子に薦める一枚
Johnny Smith ジョニー・スミス / Man With The Blue Guitar, The
「人生経験や知識、醸し出す雰囲気はオヤジ圧勝！」
「実際にオトナの女子が求めているのは、一歩トーンダウンした気取らないけど味のあるオヤジ。」（アスペクトのサイトより）
上記の紹介文から、このレコードを選びました。「醸し出す雰囲気は圧勝！」な一枚。
カレセン女子ウケもきっと◎！ "枯れ"を目指す御仁は必須の一枚かと。（藤瀬俊）
