Tomita 冨田勲 / Snowflakes Are Dancing
コロムビア・レディメイドの「レコード手帖。」夏の大アンケート特集が面白い。
音楽との関わり合い方、使用するメディアについての質問が続くなか、ちょっぴり異色な質問、それは「TVを観ますか?」でしょう。もちろんTVに音楽は流れるのだけれど。
ヒネクレた学生の頃、「テレビを観ない、なんていう奴は信用ならねえぞ!」などど、友人と言っておりました。
理由としては「くだらないこと、無用なものに対して無慈悲なヤツぁ、キライです」ということと、フラれた娘がテレビを観ない子だったから。割合としては2:8くらいでしょうか。テレビを「くだらない」「無用」とまで言ってしまっておりますが、「わかっちゃいるけどやめられない」これ、みんな好きでしょ。
どれくらい信用ならないか例えるなら、● JAPANのT●SHIさんの新しく結成した"エコバンド"(ニュースの見出しは「"自然の代弁者"T●SHIがエコロック)。これと同じくらい「テレビを観ない人」というのは信用ならん、と当時は思っていた訳です。
能動的なばっかりじゃ、疲れちゃうよ(省エネ)。なんていう自堕落な気分(スローライフ)をアッピールしていた恥ずかしい自分ですが、最近になってテレビをほとんど観なくなりました。クイズ番組が多すぎる。
「ビートたけしの元気がでるテレビ」をやっていた頃がテレビを一番観ていた時期かも。
本日の一枚は、同番組の企画でカッパ様を呼ぶために池の前で、カッパの好む音色をシンセサイザーで奏でられていた冨田勲先生の米盤
Tomita / Snowflakes Are Dancing
ドビュッシーの「Arabesque No.1」。このバージョン、確かにすごく聴き覚えがるのだけど、なんというTV番組でどういうシーンか思い出せない。それより、カッパを呼ぶための音楽ってw。なにその思考回路。素晴らしい! (藤瀬俊)