Waters ウォータ−ズ / Waters

Hi-Fi-Record2008-11-07

アメリカ大統領選挙が終わった。


やっぱり、パリス・ヒルトンは大統領にはなれなかった。


選挙中に流行したオバマ大統領の応援歌
「Yes, We Can」


オバマ大統領の掲げた合い言葉
「Change」


そして、選挙後の今、アメリカでは
サム・クック「A Change Is Gona Come」が流行っているらしい。


そこで
ウォータ−ズ「We Can Change It」


これも流行ったりしないかな。しないか・・・。
ミシシッピー州サム・クック)とロサンジェルス(ウォータ−ズ)じゃ、流石に歌詞に込められた覚悟が違うのか。
それに当然のことだけど、昔のものが流行るには、"知名度"ってやっぱり大事。


確か中学1年生の頃、休み時間にこんな会話があった。


「SAMかっこいい、ロンゲ。」「ダンサー2人苦手だわ。」「ヴォーカルは、なかなか。」「TMネットワーク好きだから、これ好き。」


そこに、友人のI田クンが笑顔でやってきて


「「try」のことやろ!? 最高ばいねっ!」


当時はちょうど「trf」が爆発的に売れ出したころ。
I田クンはこの「トライ事件」の後、高校生になってもたまに「トライ!」というあだ名で呼ばれていた。哀しい事件である。


年期のはいったダンス・クラシック・ファンには「TKサウンド」というと、"TETSUYA・KOMUROサウンド"ではなくて、70〜80年代のマイアミ・ソウル&ディスコ名門「TK」レーベルのサウンドを想像される方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれない。


どこをどう転んでも、ウォータ−ズの「We Can Change It」が流行ることはないだろう。
今日取り上げたこの「We Can Change It」を収録しているこのアルバム、すごく内容いいのになぁ。


気になった人は「try」してみて! (藤瀬俊)


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