Waters ウォータ−ズ / Waters
アメリカ大統領選挙が終わった。
やっぱり、パリス・ヒルトンは大統領にはなれなかった。
選挙中に流行したオバマ大統領の応援歌
「Yes, We Can」
そして、選挙後の今、アメリカでは
サム・クック「A Change Is Gona Come」が流行っているらしい。
そこで
ウォータ−ズ「We Can Change It」
これも流行ったりしないかな。しないか・・・。
ミシシッピー州(サム・クック)とロサンジェルス(ウォータ−ズ)じゃ、流石に歌詞に込められた覚悟が違うのか。
それに当然のことだけど、昔のものが流行るには、"知名度"ってやっぱり大事。
確か中学1年生の頃、休み時間にこんな会話があった。
「SAMかっこいい、ロンゲ。」「ダンサー2人苦手だわ。」「ヴォーカルは、なかなか。」「TMネットワーク好きだから、これ好き。」
そこに、友人のI田クンが笑顔でやってきて
「「try」のことやろ!? 最高ばいねっ!」
当時はちょうど「trf」が爆発的に売れ出したころ。
I田クンはこの「トライ事件」の後、高校生になってもたまに「トライ!」というあだ名で呼ばれていた。哀しい事件である。
年期のはいったダンス・クラシック・ファンには「TKサウンド」というと、"TETSUYA・KOMUROサウンド"ではなくて、70〜80年代のマイアミ・ソウル&ディスコ名門「TK」レーベルのサウンドを想像される方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれない。
どこをどう転んでも、ウォータ−ズの「We Can Change It」が流行ることはないだろう。
今日取り上げたこの「We Can Change It」を収録しているこのアルバム、すごく内容いいのになぁ。
気になった人は「try」してみて! (藤瀬俊)