Sandy Nassan サンディ・ナッサン / Just Guitar

Hi-Fi-Record2008-11-16

甘いものの摂りすぎかもしれない。「食べ過ぎサイン」とある人に命名された赤い発疹がでた(1日で治ります)。しかし、そんなに甘いものをたくさん食べた記憶が・・・


ゲシュタルト崩壊」という言葉がある。


みんな大好きウィキペディアによると
ゲシュタルト崩壊とは心理学における概念の一つで、全体性を持ったまとまりのある構造(ドイツ語でゲシュタルト Gestalt 形態)が、なにかをきっかけとして関連性に疑念を抱く状態となり、個々の構成部分のみに切り離して認識しなおそうとする事である。」


鏡に写る自分にむかって「おまえは誰だ?」よろしく、


「これって"シュークリーム"? 僕の知ってる"シュークリーム"となんか違うから、もう一個食べてみよう。」


というわけで、大江田さんの探している犯人は僕なのでした。


ゲシュタルト崩壊」には
認知心理学にも『文字のゲシュタルト崩壊』という現象として見られる。これは、同じ漢字を長時間注視していると、その漢字がバラバラに見えたり、連続で羅列された文字列を読み続けると、途中からなんとも形容しがたい、いわゆる「こんがらがった」状態になる現象である。」ということも挙げられている。


日頃よく使う漢字を書いてみて「?」ということがよくある。単純に「字が下手である」ということもあるけれども、既知、すでに認知しているはずの漢字を「本当にこんなのだったっけ?」と疑ってしまうのだ。
先日、カツ丼を食べに行き、「松」「竹」「梅」という肉のグレードを選択する際に、「「チク」で。」と注文してしまった。「「タケ」ですね。」という返事を頂戴した。俺だって知ってるよぉ〜! 「竹」が「タケ」って読めることぉ〜!
これは「ゲシュタルト崩壊」ではなく、ただの読み間違いだった。


既聴感をふっとばしてくれるSandy Nassan(サンディ・ナッサン)の「Bluesette」のカヴァー。
あれれ? いや、ほんとに「Bluesette」?、というタイミングで例の美しいメロディが微かに聴こえるゲシュタルト・カヴァー。メロディが崩壊するほど熱中しているフラメンコ・ギターの超絶プレイ。


ギターを奏でるサンディ・ナッサンのように僕はシュークリームに我を忘れていたのです。(藤瀬俊)


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