Japan Its Sounds And People

Hi-Fi-Record2010-10-10

「あそこはヒスパニックの人が多くて…」
「チャイナ&コリア・タウンに比べたらリトルトーキョーなんて、ほんとにリトル…」
「ここらへんは、アーミッシュの人たちの…」


買い付けに行くと、アメリカがいかに多くの人種をかかえる国家なのかわかります。


最近こんな地図が完成したとのこと。


アメリカ都市別人種マップ


「そういえば、あの街は」とか、皆さん思うところもあるかと。


いろいろと考えさせられる地図です。現代美術の作品のようにコンセプチュアルで、グラフィックとしても美しい(無理矢理)。


しかし、日本に産まれたからでしょうが、同じ人種で同じ区画に集まるという仲間意識というか、このような現象を理解はできても、なんとなく腑に落ちません。


人口比でいうと、日本人の多い(あやしい街は多々あれどw)日本。
東京でもこういう地図を作ってみて欲しい。


勿論、人種で分けても興味深い地図が完成するだろうけど、大体予想ができるので、ここはひとつ、九州、四国、中部、近畿…etc、出身地で分けて図を作成してほしい。


●●さんも、××県出身ですか。いや、奇遇ですね〜。


よくあるこういった会話の後に


お住まいは、やっぱり■■の辺ですか?


という会話が増えたりして。


どうでもいい調査かもしれない。税金は節約しましょう。


本日の一枚は、人口8500万人の頃の日本、東京オリンピック直前、昭和30年代の音の記録。
およそ半世紀前の人々の日常が聴ける、NHKアーカイヴスが好きな人にはとても気に入っていただけるであろう一枚です。


(藤瀬俊)


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