The Anita Kerr Quartet/ We Dig Mancini

Hi-Fi-Record2011-08-10

 店頭に見えたお客様と雑談する。


 今している仕事の一つに、新潟の会社とのやり取りがあって。これがいつ電話してもなかなか連絡が取れない。もう今日は頭に来ちゃって、怒鳴っちゃいそうになったんですけどねえ、留守電のアナウンスのバックに流れる音楽が、「ヒア・カム・ザ・サン」だったので、なんだかほっとして、許しちゃいました。


 なんだか良い話じゃないですか、と答える。


 電子音の音楽なんですけど、メロディだけでも、うれしくて。「ヘルプ」でも、よかったんですけど(笑)。


 ちょっとしたメロディが、心を和ませてくれることがある。
 その反対も。
 水道橋の駅を降りると、どうしてジャイアンツの応援歌を聴かなければ行けないのか、自分はアンチ・ジャイアンツである、という投書を新聞で読んだことがある。
 これは、困りましたね。


 留守電の受付の際に僕だったら、どんなメロディに心和むだろうか。
 ぼんやりと考えていたら、思い浮かんだのが「子像の行進」。
 こんなサウンドだったら、おもわずふっと肩の力が抜けるだろうと思う。(大江田信)


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