The Anita Kerr Quartet/ We Dig Mancini
店頭に見えたお客様と雑談する。
今している仕事の一つに、新潟の会社とのやり取りがあって。これがいつ電話してもなかなか連絡が取れない。もう今日は頭に来ちゃって、怒鳴っちゃいそうになったんですけどねえ、留守電のアナウンスのバックに流れる音楽が、「ヒア・カム・ザ・サン」だったので、なんだかほっとして、許しちゃいました。
なんだか良い話じゃないですか、と答える。
電子音の音楽なんですけど、メロディだけでも、うれしくて。「ヘルプ」でも、よかったんですけど(笑)。
ちょっとしたメロディが、心を和ませてくれることがある。
その反対も。
水道橋の駅を降りると、どうしてジャイアンツの応援歌を聴かなければ行けないのか、自分はアンチ・ジャイアンツである、という投書を新聞で読んだことがある。
これは、困りましたね。
留守電の受付の際に僕だったら、どんなメロディに心和むだろうか。
ぼんやりと考えていたら、思い浮かんだのが「子像の行進」。
こんなサウンドだったら、おもわずふっと肩の力が抜けるだろうと思う。(大江田信)
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