CHUCHO FERRER / Los Exitos En Organo Con Chucho Ferrer
はじめまして。ハイファイの第三の男、いや買付中の用心棒、いやいや三等兵・藤瀬と申します。
毎週日曜日、このブログの趣旨に正しく従って（三等兵ですからね）つらつらと気の向くままに、多少夢見がちに書こうと思っています。
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最近減量に励んでおりまして、拙宅のある下北沢から渋谷までウォーキングにて出勤しているのですが、渋谷はセンター街のずっと奥、ボタン式の信号がある某コンビニの前を通りがかったときのことです。
「え〜、だいぶ暑くなってきましたね。皆様夏バテしてませんか？ いらっしゃいませ！ いらっしゃいませ！ たっぷり野菜の入った身体に良いお弁当たくさんあるヨ！」
わぁ！ 大手コンビニなのに店の自前で宣伝用の放送をやってたりするんだ。偉いなぁ。
と、企業努力に感心していたのも束の間、
「本日のわたくし、店長のオススメは"ナポリタン"で〜すっ！！」
ちょっ、ちょっと、店長！
よく考えたら６月に"夏バテ"という単語もどうかなって気がするし、
なにより "たっぷり野菜の入った身体に良いお弁当" のフリに "ナポリタン" って！
店長さんの声は罪なことに気さくで朗らか、チャーミング、アンパンマンでいうとジャムおじさんみたいな感じなのです。
ほんわか声とマンガで言うと"てへへ"と付いてきそうな天然のキャラクター。
こんな店長を誰も昼間から責められるはずがありませんよね。
今日も明日も店長さんの声が高らかにお昼時の賑わう商店街に炸裂し続けるのでしょう。
いやぁ、いい商店街です。楽しい不意打ちでした。
「気さくで朗らか、チャーミング」そして「炸裂」「不意打ち」とくれば、メキシコのオルガン奏者、チューチョ・フェレールを。ジャケットも風貌も見かけこそ"ゆる〜い"感じなので、お客様に勧めるのもチューチョ（僕のような凡人はこの程度のギャグしか…あぁ、あのコンビニ店長さんの爆発力が羨ましい！）しますが、聴いたが最後、感電します。
梅雨ですね。皆様、落雷には御注意を。
最後にひとつご紹介を。僕が大学時代にお世話になった先生が九段下のNIKIギャラリーで展示会をやっておられます。
http://www.satsu.jp/archives/2006/04/post_35.php
「文学とアートの婚姻」このキーワードにご興味のあるかたは是非足を運んでみてください。こちらのギャラリーでは今週木曜日までの展示となっております。（藤瀬）
