Shelleyan Orphan / Century Flower

Hi-Fi-Record2006-06-18

青いです。


何が青いかっていうと、得も言われぬ青春の一幕を思い出させてくれるShelleyan Orphanのこのアルバム。ジャケは真っ赤ですけど。


それとつい先日、絶版になるとの噂に焦って購入したヤン富田氏著「フォーエバー・ミュージック・ミーム1」の装丁。
まだ最初の「ビート禅」の章なのです。内容は“青”二才にゃ難しいのであります。
しかし、いきなりケン・キージーにニール・キャサディ…。
ケツの青い小僧だったころ、悪魔くんの言葉を借りると「ビビビッ!」っときた人物が次々と…。


当時のビート文化の復習にとチャック・ワークマン監督の映画「ビートニク」(99年)を鑑賞。


ジャック・ケルアックとスティーヴ・アレンの番組でのヒップな会話や、ビートニクの風刺コントのおもしろさに改めて降参。というか何度観たことか。
あ! テリー・サザーンも出てますね。※当店・松永が翻訳「レッド・ダート・マリファナ」も宜しくお願い申し上げます。


青いといえば、サムライ・ブルー。今日はワールドカップ・日本 vs クロアチア戦。
アップ時間はキックオフ前ですので、ひとつ勝手なことを言わせていただければと思います。


僕が思うに、メディア的にも、日本代表にはもうちょっとユーモアがあっていいんではないでしょうか?


サッカー日本代表にはプロ野球でいうところのダルビッシュや、中村ノリなどの「悪たれ」がいないことが非常に寂しい。
“日本人”としての美徳云々の話はおいといて、ガチンコなスポーツなのはわかるのですが、他国の代表選手はユーモアたっぷりにインタビューを受ける選手がいたり、ドッキリ・カメラ的お笑い番組の標的にされたりと、なんだか楽しい。
トルシェ元監督に「彼は会話のできない宇宙人みたいな選手」と言わしめた久保にその匂いを感じましたけど代表落ちしちゃいましたね。“ひょうきん者でいじられキャラ”と言われている三都主などもいいのですが、いまいち彼らの人間味を掬いとれない。


メディアが日本代表のニール・キャサディの大きな笑い(前述の映画「ビートニク」での)、サウスパーク(米アニメ)、天龍(プロレス)の"ピンチになったら顔面パンチ"のようなユーモラスな側面を少しでも見せてくれたら、もっと盛り上がるかなぁ…なんて。


あ、もちろん応援してますよ(笑)。


ワールドカップ週間ということで毎晩の如く夜更かしに、昼11時起床。
ひとっ風呂浴びて、ささっと軽い昼食を。テレビをつけたら「こたえてちょーだい」(再現VTRが大好きなのです)。


これが僕の「裸のランチ」。なんちゃって。(藤瀬)


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