The Intruders / Cowboys To Girls

Hi-Fi-Record2006-06-25

 「Love Is Like A Baseball Game」
「愛ってやつぁ、野球のようなもんなのさぁ」でしょうか。
そう、小・中学生の頃、野球部だった僕にとってこの曲は特別な思い入れが……


って、あるわけありませんが(笑)。
なんせ当時は、Blurなどの入った嬉し恥ずかし洋楽オムニバス「NOW」シリーズを聴いていました。
そういえば洋楽のヒット・チャートを追うことを昔より怠っているような気がします。


いやはや、昨日大学の頃の友人からお呼びがかかり、家の近くの居酒屋で一杯したときのことです。
その友人から紹介された連れの女性は初対面で、つい最近までイギリスに住んでいたらしく、ケープタウンに寄って日本に帰ってきたとのことでした。
友人がその女性に「このひと、音楽とか詳しいから何かきいてみたら?」なんて言うもんだから、


…大抵のジャンルは通ってきましたよ。ふふふ。何となくは解るハズ。いいとこ見せちゃる。(心の声)


「●▲■◆ーズって知ってる? 超好きなんだよねー!」


知らんです。イギリスに住んでたんだからUKインディー・ポップなんでしょうけど。最初に「基本的にアメリカ音楽中心で最近のものはそれほど詳しくもないよ。」って言ったのに。
なんだかいつも思うのですが、留学生だった人との会話が苦手です。お互い空気の読み誤り的ちぐはぐ感というか、何というか。


僕が彼女に対して頑張っても、この「Love Is Like A Baseball Game」になぞらえたら


僕「イギリスのフィッシュ&チップスってホントに美味いの?」
彼女「場所によるよね。」


ワンナウッ! (イントゥルーダーズのコーラス)


僕「イギリスはやっぱり雨に濡れた石畳の路地風景に灰色の空だと思うんだけど、どうなの?」
彼女「いや、別に気になんなかったなぁ。」


ツーアウッ!


僕「向こうで彼氏なんか作らなかったの? だって日本人女性は欧州じゃモテモテって聞きますよ。」
彼女「うん。今イギリス人の彼氏いる。その前はオランダ人。で、日本人の男は全然モテないけど。」


スリーアウッ!


というわけで僕には「Love Is Like A Baseball Game」はこう聴こえたり。(藤瀬)


http://www.hi-fi.gr.jp