Buddy Merrill バディ・メリル / The Exciting World Of
速報!
夏の買付からたった今帰ってきました!
今週から買付新着商品を毎日補充いたします!
というわけで、買付後にいつも起こるレコード・デジャヴの話。
あ、どこかで見たことがある!
レコードのジャケットを見ていると、そういう景色に出くわすことがときどきある。
東海岸のある空港からダウンタウンに向かう途中に見える
巨大な地球儀型の鉄オブジェ。
アクアスフィアと言うらしい。
多重録音やテープ早回しを駆使する機械派ギタリスト、バディ・メリル。
「機械派」という言葉はレス・ポール系ということで、今、勝手に命名してみた。
アクアスフィアの前に立つ彼を見て、その地を思い出すわけだ。
あれ? でも彼は西海岸のギタリストのはず。
広いアメリカで、西海岸や東海岸のミュージシャンがお互いの本拠を離れて
作品を制作する機会というのは、特別なことだ。
ましてや、彼のようなアーティスト性よりも職人的な実用性に生きるタイプの人なら
もちろんのこと。
裏ジャケをよく見る。
「この写真はカリフォルニアのラグーナ・ヒルズにある
美しい”レジャー・ワールド”公園にて撮影されました」とある。
なんと、これはぼくの知ってるあの街の写真じゃなかったのだ。
でも、いつかレジャー・ワールドに行ってみなくちゃならない。
そう思わせるのもレコードの力だ。(松永)