Big Luke Sykes And His Orchestra / Rock ’N’ Roll At The Sugar

　”女の子はね、「シュガー＆スパイス」やさしいだけじゃ駄目なんだよ。”

　皆様、このキャッチコピーの映画をご存じでしょうか？

　今をときめく柳楽優弥・沢尻エリカ共演、山田詠美原作の東宝映画「シュガー＆スパイス〜風味絶佳〜」です。

　主題歌はUKのOASIS。舞台はUSな福生（オフィシャル・ホームページの"Music&Books"のコーナーにアンディ・ウィリアムスのアルバムも）。ついでに沢尻エリカ嬢はフランス人と日本人のハーフでございます。何気にワールドワイドです。

　しかぁし、このキャッチコピーだけはいただけない。
　
　いくら沢尻エリカ嬢がカワイイからって、このセリフは全国に恋愛の格差を広げてしまうよ。
　
　スパイシーなことを出来ない男子はどうなるの！　ジェントルマンは常に甘くてニヒルなはず！　シュガー、すなわち"甘い"とは寛容であることでもあるのだ。

　スパイスを求めて人類は何を行ったか？
　
　
　「戦争」である。（笑）
　
　
　そこで、シュガーとスパイスで思いつくアーティストを分類。
　
　☆シュガー側
　「シュガーベイブ」「シュガーヒル・ギャング」「シュガーソウル」「ブラウン・シュガー」「シュガー・マイノット」「シュガー・キューブス」
　
　
　★スパイス側
　「スパイス・ガールズ」

　　
　その差は歴然である。
　シュガー側・勝利のファンファーレに本日の一枚、Big Luke Sykes And His Orchestra「Rock 'N' Roll At The Sugar Bowl」の一曲目を飾る「Sugar Bowl Stomp」を。いや〜楽し〜っ！

　　
　エッ！　スパイス側に「レッド・ホット・チリペッパーズ」「ソルティン・ペッパ」などは入らないのか？って。それだったらシュガー側にも考えがある！　「スウィート」やら「ハニー」って入るものも含めちゃうゾ！　　
　

　と、まぁ散々いっておきながら、この映画、観てません…。　沢尻エリカ嬢は、素行の悪さ（嫌いな言葉は「がんばれ」、履歴書にプリクラ）も含めて好きだけれど、今月末よりシネマライズにて上映されるダニエル・ジョンストンの映画「悪魔とダニエル・ジョンストン」のほうが観たいのだ。（藤瀬）
　
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