Googie Rene Combo グーギー・レネ・コンボ「Soul Zone ’65 / Wild
最近The Clashが少しブームだという。
世間に流されやすい僕は、ようやくクラッシュをちゃんと聴こうとしている。
昔々、セックスピストルズやニルヴァーナを聴いてる友達が、とっても嫌いだったので
"同じようなもんだろ" な考えのもと、真剣に聴かずにいた。
…格好つけたものの、聴き直す主な理由の95%くらいは、この間DVDを友人に借りたから。(DVDの特典映像作品は観てられないストーリー、寝た。そこが良いのかもしれない。あとポール・シムノンが素敵だった。)
残りの理由(5%)はミステリー!("ミステリー"といえば「恋のから騒ぎ」に出演していたOLが、国民新党公認で練馬区議選に出馬との情報)
前から好きだったのは「This Is Radio Crash」や、「Rock The Casbah」「Magnificent Seven,The」とかレゲエもの、主にちょっと変なクロスオーバー感ある曲ばかり。(2004年には「Rock The Casbah」のアラビアン・ディスコなカヴァーが出ていたとの怪情報。しかも今年少量リプレス。買わなきゃ! 弊社の若いお客様にもなかなか薦められないアホなアレンジになっております。)
僕の好きな曲は、いわゆる"筋"なファンに忌み嫌われるような曲ばかりだと自分でも理解できますが、権威的というか、ロッキン・オンな感じのクラッシュは未だに苦手。
あれれ? すいません。やっぱり"真剣"には聴けません。
そんな気分を例えるなら、こんな曲
Googie Rene Combo 「Soul Zone '65 / Wild Bird」
Googie Rene(グーギー・レネ)は「class」レーベルに主に作品を残しているんですが、どの曲も流行のメインストリームな方向から、なんだか少しズレちゃってます。寄り道の途中というか、"旅のゆきズレ"感とでもいいましょうか、ついうっかり道を間違えたような。飄々としたこの感覚、格好いいなぁ。
なお、「NEW BAG」というレーベルに残した7inchは、とある界隈で人気の、溜息が出るほど超高額ファンク・ナンバー。
当ブログを見て、見つけた方は僕に売ってくださいねw。無論、安価で。
「くらす(clash)ぞ!」(僕の地元では"殴るぞ!"の意)
って声が聞こえてきますけれど。(藤瀬)