Dion ディオン / Born To Be With You

Hi-Fi-Record2006-12-20

めちゃくちゃにどうでもいい話をしよう。


プロレスラーが腕を組むとき、
その組んだとき”手”はどこにあるか?
そこに注目したひとがいる。


別にプロレスラーでなくてもよいのだが、
上半身ハダカを日常的に見せているひとたちということで
この場合は選択している。


で、“手”の行方だが、
まれに両脇の下に挟み込んでいるひとがいる。
具体的に言うと、ノアの田上明とか。


腕を組む場合、
安定感としては、片方の手、
つまり組んだときに下をくぐる方の手は
二の腕につかまった方がよい。


しかし、そうやって組み上がって安定してしまうと、
いざというとき攻撃に素早く移れないとか、
そういう不都合があるのか。
それとも、単に手先が冷え性なのか。


まあ、そういうどうでもいいところに
真理は宿っていたり、いなかったりする。


ハイファイのレコードで
腕を組んでいるやつはないかと探してみて、
ディオンのこの名作にぶつかった。
フィル・スペクターとソリが合わなかったとか
いろいろとイワクもあって、
当時、アメリカでは発売されなかったアルバムである。


ウーム、困った。
と、ディオンも腕を組んで思案。


ちょっと待った!
よく見てください!
ディオンは腕を組んでいません。


そうなのだ。
よくよく見ると、ディオンは右腕を
左の二の腕に当てているに過ぎない。


しかし、このポーズ、
ズバリ言って「ねじ式」である。
いらん発見をしてしまった。(松永良平


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