グッドラックヘイワ / GOOD LUCK HEIWA

Hi-Fi-Record2007-01-29

本日より、
サケロック野村卓史(キーボード)と
サケロック伊藤大地(ドラムス)が結成した
世にも稀なるインスト・デュオ、
グッドラックヘイワのCDを念願叶って取り扱いいたします。
よろしくお願い申し上げます。


ところで、このジャケット、
背景にどこかで見覚えがあると感じたひとは
ロック経験値、結構高め。


ネタ元は明かしませんが、
とある有名プログレッシヴ・ロック・グループのアルバムへの
オマージュというか何というか。


ロック経験というのは
世代によってそれぞれ分かれるのだろうが、
ぼくと同世代(1960年代後半生まれ)ならば、
少年時代のロック学習期に
プログレの世界を通ってきたひとも少なからずいるだろう。


すでに70年代末には
プログレはロック必修科目ではなくなっていた。
暴論を承知で言えば、
プログレを聴く代わりに
内向的で空想癖のある少年たちの心を奪ったのは
たぶん「機動戦士ガンダム」だった。


ぼくの育った熊本県では「ガンダム」は放送してなかった。
だから、ぼくはプログレをかじることになったのか。


グッドラックヘイワには、
このCDには収録されていないが、
「インターナショナルPRG」という曲がある。


野村くんに訊いたら
“PRG”とはプログレのことなんだそうだ。
時代は何周りかしながら、
おもしろくねじれたメビウスの輪を描いている。(松永良平


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