Esso Steel Band Of Bermuda / It’s Still A Beautiful World
エッソ・トリニダード・スティール・バンドは
日本の中古レコード界では一番名前が知られている
スティール・パンのバンドだ。
ヴァン・ダイク・パークスの紹介で
ワーナー・ブラザースから出したアルバムが名作と言われているが、
実際には60年代からさまざまなレーベルで作品をリリースしている。
世界中を演奏旅行していた彼らが
世界的に注目されるきっかけになったのは
1967年のカナダ・モントリオール万博での演奏だった。
時代ごとに名前が伸び縮みしているが、
今日紹介している70年代後半のアルバムでは
エッソ・スティール・バンド・オブ・バミューダを名乗っている。
グループ名に必ず“エッソ”が付くのは、
彼らが使用するスティール・パンが
エッソのガソリン缶を使用しているからだという。
確かコカコーラの缶を使っている連中のレコードも見たことがある。
音色の違いやこだわりがそこにはあるのだろうか?
そう言えば、ハイファイ日曜日ブログ担当の藤瀬は
かつてスティール・パンを持っていたことがある。
今度訊いてみるか。
というか、今一緒に働いてるから今訊くか。
おーい、藤瀬ちゃーん。(松永良平)