Claire Hamill クレア・ハミル / One House Left Standing

Hi-Fi-Record2007-03-02

ハイファイでは店員同士で
プロ野球の話は禁句ということにしている。


ぼくは黄色と黒で有名な縦縞のチーム、
大江田さんは傘をさした応援で有名なチームのファンである。


藤瀬は昔は赤いヘルメットのチームが好きだったらしい。
やつは少年野球経験者でもある。


ひょんなことから言い争いになったら困る。
野球の好き嫌いは、理屈では解決出来ないのだ。


でも、野球の歌の話だったらいいだろう。


アメリカでは
何と言っても大リーグの試合で7回の攻防の前に
毎回歌われる事実上の野球国歌
「Take Me To The Ball Game(野球場へ連れてって)」に尽きるが、
陽溜まり系のシンガーソングライター、テリー・キャッシュマンの歌う
「Talkin' Baseball」という歌も有名だ。
彼はもともと大リーグを目指すくらいの野球少年だったらしい。


球技と言えばサッカーとラグビークリケットしかない(?)
イギリスにも野球の歌があった。


クレア・ハミルという英国美人が
19歳のときに歌った「ベースボール・ブルース」という歌が
昔から大好きだ。


彼女はのちにキンクスのレイ・デイヴィスが設立した
コンク・レーベルのプリンセスになる。


歌詞をきちんと読んでみないと
何でテーマが野球なのか、
ホントのところはわからないが、
ままにならない彼氏のことを歌っているらしいことは
何となくわかる。


その匂い、日本の「プカプカ」という歌に似ていなくもない。
あれは、彼女に向けて彼氏が歌っているんだけどね。(松永良平


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