Brothers Four, The / New World’s Record, A ブラザース・フォア

Hi-Fi-Record2007-03-04

一昨日、松永さんに「少年野球経験者」「赤ヘル好き」を名指しで挙げられた藤瀬です。


僕の野球経験を簡単に申しますと


小・中学校は、軟式野球部


高校(硬式)はグレちゃったので3ヶ月で退部。


大学では少し曲がるスライダーと、ヌルいチェンジアップを武器に学園祭の野球大会で準優勝。


と、特にコレといった話題もない感じです……が、こんなダサい変化球しか投げれないことが悔しいっ!


昔からフォーク・ボールを投げたくて、よくチャレンジしたが未だに投げれない。落ちない。


フォーク・ボール即ちほぼ無回転のボール、人差し指と中指にボールを挟んで投げる投球は、コントロールできるかリスクが高いし、長い指と強い皮膚が必要だ。


フォーク・ボールを投げる著名な投手は、江川卓大魔神・佐々木、松坂、伊良部など、アクの強い個性的な投手が多い。


どの投手も図太い神経の持ち主だろう。


分厚い皮膚に、肝のすわった"大物"な態度。つまりは"厚顔無恥"なこと(無理矢理)も魅力的。羨ましいなぁ。その要素が僕も欲しい。


とにかくフォーク・ボールは油断したら、投げる瞬間、スポーッっとすっぽ抜ける。


結果、悪球に。


著名なフォーク・グループ、通称「ブラフォー」ことブラザース・フォアのこのアルバム。俗に言うフォーク・ミュージックとは違う肝を抜かれるアレンジばかり。


特にジョン・サイモンがアレンジ&プロデュースした「Here Today And Gone Tomorrow」「Walkin' Backwards Down The Road」に、ビックリ。これもう完全にソフトロックしちゃってますね。他の曲もプロデュースがテオ・マセロだったりと、アルバム・タイトル「 A New World's Record」という気概に偽りはない。かしこまって座っちゃってる(ジャケのこと)クセに、やることは大胆なんだから。


これは悪球? いやいや、何をおっしゃる。


僕の耳に直撃の"フォーク"でした。


そういやデッドボール多かったなぁ、鉄人・衣笠。


さて、皆様、僕のフォークの落ち(オチ)具合はいかがなものか、これでおわかりになられたハズ(笑)。(藤瀬俊)


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