Mr. Acker Bilk ミスター・アッカー・ビルク / Expo ’70

Hi-Fi-Record2007-04-12

1970年の大阪万博(正式名称は日本万国博覧会)のとき、
ぼくは2歳。
だから、リアルタイムでは当然覚えてない。
75年の沖縄海洋博なら、何となくうろ覚え。


各国パビリオンの美しさや
イベントとしての華やかさもあって
日本で過去に行われた万博の中では
大阪万博の人気はずば抜けて高い。


そして、イベントの完成度の高さを物語るのが、
世界中から来日したアーティストたちのパフォーマンスだ。
中でもセルジオ・メンデス&ブラジル'66の演奏は
素晴らしいものだった。
先日ついに復刻されたそのときのライヴ盤でも
晴れやかな雰囲気が伝わってくる。


ところで、こないだの買付で
こんなレコードを見つけた。


イングランドの誇る
山高帽のクラリネットおじさん、
ミスター・アッカー・ビルク。


万博、行く気マンマンという感じだ。
記録がないのでわからないが、
ビルクおじさん、無事に来日したのだろうか?


写真が思いっきり現像ミスで
せっかくの「王将」駒が左右逆になってるのが
ちょっと不安を誘うが、
演奏面では、かなり張り切って
ヒップスターな感じを醸し出してる。
こういうライヴなら、見てみたかったな、万博で。
もちろんこのハッピ着てもらって。(松永良平


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