John Young Trio ジョン・ヤング・トリオ / Themes And Things
同窓の友人、H田君から電話があった。
当ブログの私めの拙文を読んだそうである。
その感想は
「たまに文末に使うさぁ、「w」ってのが良いよね!」
それだけであったw。
H田君は何気に現代思想とか詳しかったりする。内田樹さんの本など読んでそうな"とっぽい"学生だった。
端正なタッチが素晴らしいピアニスト、ジョン・ヤングのArgoレーベルでの2作目「Themes And Things」。
哲学の発祥の地・ギリシャ、剣奴・スパルタカスの反乱を描いた、映画「Spartacus」(監督・スタンリー・キューブリック)のテーマのカヴァーを収録している。
オリジナルはフルート奏者のYusef Lateef(ユセフ・ラティーフ)によるもの。
リリカルで落ち着いた雰囲気が、H田君によく似ている。
おっと、「Playboy Theme」(Cy Coleman作)なんてのも。
狡い。
知的なクセに下品という大竹まことのようなギャップは、未来永劫変わらぬ恋愛における必勝にして常套手段。
まったくもって、H田君そのもののようなセンシティヴなアルバムだw。
本アルバム冒頭を飾る「Portrait Of My Love」。
今度じっくりH田君にその辺のところkwsk(詳しく)聞かねばなるまい・・・というか、御教示下さいw。(藤瀬俊)