Deodato デオダート / Deodato 2

Hi-Fi-Record2007-05-25

デオダートがCTIからリリースしたレコードは
かつては中古屋にあふれかえっていた類のものだった。
最近はオーディオファイル的な評価があるそうで
アメリカではオリジナル盤は結構な相場である。


このアルバムをあらためて聴いてみようと思ったきっかけは
B面の頭に収録されている「スーパー・ストラット」が
クレイジーケンバンドのある曲の
下敷きになっていると教えてもらったからだった。


そこではデオダートの弾くエレピのソロが
CKBではギターに置き換えられている。
それがまたかっこいい。


そういう置き換えは、
現代への“音の通訳”と呼ぶべきだろう。


デオダートの本作では、
「スーパー・ストラット」に続く
ジョージ・ガーシュインの大作
ラプソディ・イン・ブルー」も素晴らしい。


これもまた
しびれる“音の通訳”になっている。(松永良平


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