Roy Eldridge, Mel Torme, etc. / 1947 WNEW Saturday Night Swing S
今日のブログを書くにあたって、
このレコードで思いついたネタは2本。
ひとつは
飲み会のどんちゃん騒ぎの一部始終が録音されていたとして、
もしそこに集ったのがとてつもない芸達者、音楽達者ばかりなら
それはエンターティンメントとして成り立つか?
答えはYESというもの。
もうひとつは
もし音楽が俳句なら、
スキャットは季語で言うとどの季節にあたるか、というネタ。
前者なら
この実況録音盤の
へべれけなのに、ものすごく完成度の高い演奏を讃えたものになる。
後者は
「Exactly Like You」で聞ける
メル・トーメのスキャットが
あまりにも素晴らしいから思いついた。
ただし、思いついただけで、
こちらは書き始めた時点で、まだ着地点が見えてない。
よし、こっちの方がおもしろそうだ。
スキャットは、ずばり春の季語だ。
アドリブは、新緑の初夏。
シンバルは、真夏。
ガット・ギターは秋。
ブラシ(ドラムの)は冬。
変拍子は、季節はずれを表す。
もうすぐ梅雨だが、
梅雨の季語にはトライアングルを推しておきたい。
是非、みなさまの異論を求む。(松永良平)