Ronnie Aldrich And His Two Pianos ロニー・アルドリッチ / That Al

Hi-Fi-Record2008-05-25

このジャケット、現在ハイファイの在庫の中での僕のフェイバリットなのです。
サイトにアップされた写真が小さいので、なかなか可愛さが伝わらないかもしれない。
唇を噛むようなセクシーな表情が良いんです。そしてコーティングのツヤ(a.k.a. 艶)もLOVEに一役かっています。


しかし「いいなぁ」と言ったら間髪を入れず「趣味が悪い」と松永さんに否定されてしまった。
非常に悔しかった。美女ジャケに一家言ある方にお伺いしたい。この娘何点でしょう? 前髪に少し不満があるけど、僕は80点はあげたい。


美女ジャケ。ビンビンきちゃう直截な言葉の感覚が好きだ。「商業とアートの幸福な結婚」って、●●誌の記事に同様の見出しがついた村上●氏の作品よりも、美女ジャケ且つ中身も最高というレコードが当てはまるのでは? 水もの相場の現代美術にありがちなのだけれど「投資としてのアート」という考え方がいまいち僕にはわからない。「美女ジャケ」は投資ではない。恍惚である! 16億円もらえたら投資かも。


そういえば、最近出たReggae Disco Rockersの新作のジャケットも、福田明子さんという可愛いモデルを起用した"美女ジャケ"だった。しかも彼女はアルバムでキュートなロリータ・フェイスとは裏腹にファンキーなシャウトを披露していて、僕はそのギャップにむず痒いトキメキをおぼえてしまった。こういう女性がいるから「日本男児の8割がロリコン」なんて噂に拍車がかかるw。目の前でレゲエ・ダンスを踊られた日にはもうタイヘン(BIG UP!)なワケですが、彼女のブログを拝見したところ漫画「昴(作・曽田正人)」にハマッてらっしゃるようで、ちょっぴり期待してます。スイマセン。


ロニー・アルドリッチはイギリスのラウンジ・ミュージック界を代表するピアニストで、2台のピアノを駆使して多重録音するというユニークな音楽を奏でるアーティスト。本作は66年の作品。いわゆる軽音楽の名曲からバート・バカラックの楽曲などのポップスをカヴァーしている。僕のフェイバリットは「マイ・フェイバリット・シングス」。微妙なダジャレは抜きにして、英国らしいノーブルなアレンジと、ハープを使用したり少し不思議な音の響きが最高。


(藤瀬俊)


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