Rod McKuen ロッド・マッケン / Love Movement, The

Hi-Fi-Record2008-09-21

先週、ここで書いた小林信彦さんの文春に連載されている「本音を申せば」B型の品格。今週号は、その第三回。


小林信彦さんによる結論はズバリ、ものごとを血液型に関係づけて考えるのがB型のくせなのである、とのことで。
全くもって、わるいクセだ。けしからん。思い当たる節が多々あります。


「自己中心的」「社会に適合できない」etc…。小林さんのおっしゃる「他人とちがうことをやってやろう」という動機付けのために、何者かが印象操作しているのであれば、実にアッパレなのかもしれない。
先週号でイチローもB型で云々、という記述があったけれど、今週号の小林さんの「本音を申せば」の3ページ後ろにある「新聞不信」では「新聞はイチローに甘すぎる!」とある。文春に"A型社会"をみた気分。


Rod McKuen ロッド・マッケン / Love Movement, The
60年代だけでもいくつものレーベルを渡り歩き、その全貌がまだ完全には把握できずにいる詩人にしてサウンドイカー、 SSW、ロッド マッケンの異色作。レーベルはCapitol。インスト中心で、自身のヴォーカルは無く、ゲストに歌わせています。コンセプトアルバムのような風格がありながら、サウンドのバラエティは支離滅裂寸前。美しいオーケストラからラーガロックと南部サウンドを結びつけたヒップなポップインストまで。圧巻は1分11秒でオペラ「蝶々夫人」をスクラップ&ビルドしてしまった「The Complete Madame Butterfly」! 降参です! (コメント文をそのまま転載。)


ロッド・マッケンってB型のような気がしてならないのです。ちなみに「スクラップ&スクラップ」の政権放送で話題になった外山恒一さんもB型でした。(藤瀬俊)


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