Blasters, The ブラスターズ / Blasters, The

Hi-Fi-Record2008-11-23

松永さんとたまにプロレスの話をする。ちなみに大江田さんも「WWE」はお好きみたいだ。


僕がプロレスを観ていたのは学生時代。なので、現在のプロレス界の状況はあまり知らない。小橋健太は好きだがKENTAはなぁ…。
松永さんは「紙のプロレス」とか文系のプロレス雑誌を読んでいる。多分。前に買っているところを見たし。ヘタにプロレス話をすると、「愛もないのにプロレスを語るんじゃねぇ!」と僕は怒鳴られるのである。(※現在「紙のプロレス」ではなく「kamipro」。松永さんより指摘がございました。そしてプロレスについては昔と比べてあまり記事が少ない、とのこと。失礼致しました。)


例え今、"プロレス愛"はなくとも、僕は昔から永田兄弟を応援している。


永田兄弟とは新日本プロレスに所属する永田裕志(兄)と永田克彦(弟)の兄弟のことだ。
ここで彼らについて詳しくは書かないが、永田裕志選手は現在第46代IWGPヘビー級王者"+"世界ヘビー級王者"として新日の屋台骨となって活躍している息の長い一流レスラー。僕はズビッ!とキメてくれる"敬礼!"みたいなポーズに惚れたのである。正統派なのかズルイのかよくわからない曖昧なファイト・スタイルも良い。ふてぶてしい表情も好きだ。(※現在、永田裕志選手は"無冠"とのこと。同じく松永さんからの指摘でした。僕が参考にしたソースは新日本プロレス公式HPの選手名鑑。ズコッ(泣)!)


永田克彦選手は兄と同じアマレス出身。しかも、シドニー五輪で銀メダル。警視庁を退職後、総合格闘技デビュー。ここまでのストーリーも格好いいし、強豪相手に勝利し華々しいスタートを切っている。しかしながら、僕は氏が負けた試合ばかり見ているので、氏には誠に申し訳ないが"弱い"という印象のほうがどうしても強い。でも、兄と同じようになんとも味わい深い氏のオーラには抗いがたい魅力を感じるのである。松永さんも多分そうだろう。「今日のブログに永田兄弟のことを書けよ。」とおっしゃったのだから。


そこで、いまいちパッしない永田克彦選手に誠に恐縮ながら提案がある。


「ヒール・メイク」をして欲しい。


これは松永さんと5分間話し合った結果、そうしたら永田克彦選手はズバリ、人気者になれるという結論に達した。


KISSみたいなピエロ系のヒール・メイクをする。
        ↓
キャラが立ち、元々実力はあるのだから勝ちを重ねる。セコンドにはカブキロックス氏神一番氏。
        ↓
グレート・ムタこと武藤敬司選手に気に入られ、可愛がられる。一緒にタッグ結成。吉田豪さんのインタビューが話題に。
        ↓
テレビへの露出も多くなり、トークにも馴れて洒落た(かぶいた)コメントをするようになって人気爆発。デトロイト・メタル・シティ関連のイベントに呼ばれたり、サブカル人気も上々、ファン層拡大。
        ↓
        ↓ (メイク・レジェンド)
        ↓ 
プロレスがゴールデン・タイムに帰ってくる。


我ながらよく出来たストーリー。是非、お願いしたい。


そういえばミス・マスカラスの入場曲はジグソー「スカイハイ」だ。プロレスの入場曲といえば、やっぱアホーガンよ! おっと違った、やっぱパワーポップよ! と、いう訳で今日の一枚はテキサスのグレートなR&Rグループ、ブラスターズのメジャーデビュー盤。
デイヴとフィルのアルヴィン兄弟による80'sR&Bルネッサンス。永田兄弟のルネッサ〜ンスッ! を期待したい。


最後までお付き合い頂きありがとうございました。ジャケみたいな「あちゃ〜っ」って顔しないでね。(藤瀬俊)


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