Peter And Gordon ピーター&ゴードン / In Touch With
ハイファイの店内で「フレイト・トレイン」が流れていた。
洒落ているなあ、スマートだなあと思って、その直前に作業していた ゴールドブライアーズかなと思った。それにしてもゴールドブライアーズって「フレイト・トレイン」を演っていたっけ?
いや、違う。
なんとピーター&ゴードンだった。
びっくり。
アメリカの黒人女性フォーク・シンガーのエリザベス・コットンが書いた貨物列車を描くシンプルなうた「フレイト・トレイン」。
様々なアーチストがカバーしているけれども、ピーター&ゴードン版がピカイチにカッコイイ。
イギリスのスキッフルの伝統のなせる技が、この曲をピックアップさせたのかなと思ったり。
どことなくおぼっちゃんな感じ。中性的でナイーヴ。僕のピーター&ゴードンに対するイメージだ。元祖ソフトロックというか、元祖ネオアコというか。
久しぶりに胸を突かれた一曲。(大江田信)