Peter And Gordon ピーター&ゴードン / In Touch With

Hi-Fi-Record2008-12-25

 ハイファイの店内で「フレイト・トレイン」が流れていた。
 洒落ているなあ、スマートだなあと思って、その直前に作業していた ゴールドブライアーズかなと思った。それにしてもゴールドブライアーズって「フレイト・トレイン」を演っていたっけ?


 いや、違う。
 なんとピーター&ゴードンだった。
 びっくり。
 アメリカの黒人女性フォーク・シンガーのエリザベス・コットンが書いた貨物列車を描くシンプルなうた「フレイト・トレイン」。
 様々なアーチストがカバーしているけれども、ピーター&ゴードン版がピカイチにカッコイイ。
 イギリスのスキッフルの伝統のなせる技が、この曲をピックアップさせたのかなと思ったり。


 どことなくおぼっちゃんな感じ。中性的でナイーヴ。僕のピーター&ゴードンに対するイメージだ。元祖ソフトロックというか、元祖ネオアコというか。
 久しぶりに胸を突かれた一曲。(大江田信)


Hi-Fi Record Store