Azteca アズテカ / Pyramid Of The Moon

Hi-Fi-Record2009-02-15

バレンタイン・ディの朝。


夢現の境でうっすらと目をあけるとともうそこは霧の中。昨晩からつけっぱなしのテレビでは、バレンタインらしくチョコレート・フォンデュを紹介していた。いいなぁ〜、おいしそうだなぁ〜・・・。


・・・ちょっと! 
ええ、ちょっと待てよ! "霧"って何!?


やってしまった! 追い炊き6時間!


もう何度目になるだろうか。風呂場からは爆発音とまではいかないけれど、「バコッ! ボコボコボコッ!」と大地の怒りのような自然への畏怖を感じる、いや、感じないか、とにかくすんごい音が聞こえる。部屋中に立ちこめる水蒸気。またか・・・という狼狽と同時にちょっぴり嬉しい喉とお肌の潤い。


ん? 寝室にまでこのホットな水蒸気がやってきているということは・・・


首から上の高さに位置するすべての紙類が、ばっちりウォーター・ダメージ!


透明ビニールに入っていないレコード、漫画が50点ほどシワシワになった! もうお嫁にいけない(売りにいけない)! この娘たちに婚活は無理だろう。


以前「便座があがると音楽が鳴るトイレ」という提案を当ブログに書いたけれども、"好評"と受け取っていいのか、☆印が付いていた。


そこでひとつ


「お風呂が焚けたら音楽が鳴る」って、どうでしょう?


「音が鳴るタイマーでもつけなよ。」


本日ご来店されたお客様よりいただいた一言で、解決してしまいました。
しかし「生活に音楽を」という素敵な音楽のなり方を考えるなら、お風呂が焚けたときに知らせてくれる音楽は何がいいだろう。
「ボコボコ」という擬音から挙げるなら、バブルガム・ポップか、バブルガム・ブラザーズか。
でも「ボコボコ」って沸騰してる音だし、どうせだからポカポカ温まるウォームな音楽がいい。


Azteca アズテカ / Pyramid Of The Moon


ハッピーなラテンソウル「Someday We’ll Get By」。これにしよう!


Everybody thinks(sings?) about a good time! という歌い出し。


ノリノリでお風呂に入れそうだし。


(藤瀬俊)


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