Don Nix ドン・ニックス / Hobos, Heros And Street Corner Clowns

Hi-Fi-Record2009-02-22

松永さんがいうには、2月22日は「ネコの日」だという。


ニャン・ニャン・ニャン(2・2・2)。トラ・トラ・トラ、みたい。


先日、店頭にお見えになったWさんと松永さんのネコを飼う者同士のネコ談義にて、「ツンツンツンツン…、デレ(めちゃ甘め)」的ネコの可愛さを説かれて、ますますネコを飼ってみたくなってしまった。


先週当ブログで反省したばかりなのに、今日朝起きたら、まァーたボコボコ追い炊き大沸騰&蒸気。もうヤダ。
ウチにネコがいたら寝ている僕を起こしてくれるだろうか。TOKIONBOUNCEは紙質が似ているせいか、まるで河原に落ちてるエロ本のようにフニャフニャで笑える(諦観)。しかし、何故エロ本は河原に置かれるのか。正味の話、"昭和"な話、さりげない性教育


最近ハイファイでは2000年代のアナログ・レコードをちょこちょこ出している。常連のMさんがお越しになった際、
「そういえば松永さんが"ジョン・オブライエン”、"ジョン・オブライオン"だったっけか。ブログでプッシュしてましたよ。サケロックのドラムの伊藤大地さんも大ファンとか。」
言ってみたものの僕は聴いたことがないし、Mさんが興味を示されたので、その場でYoutubeをチェック。
何個か動画有り。街の酒場にてアコギ一本で歌うニーチャン。ギターをさげておよそ5分語りしっぱなしお爺さんなど。


僕とMさんの反応
前者・・・Mさん「わかるっちゃ、わかるんだけど、うーん。」 僕「ジョナサン・リッチマンっぽい、とか。」
後者・・・Mさん「……。えっ? えっ? これなの?」 僕「たぶん4分過ぎたあたりからいきなり狂ったように歌い出すんですよ! …あれ? 終わっちゃいましたね…。」


後日、事の顛末を話したら「俺を貶めやがったな!」と、松永さん。


ジョン・オブライエン」「ジョン・オブライオン」でなくて正しくは


ジョン・ブライオン」だった! すいません〜。


Mさんに今度謝らねば。CD BABYまで見て試聴し「この人? マジ?」みたいなことまでやってしまった。
しかし、名前の間違い勘違いから生まれる素敵な出会いってやつもきっとあるはず。今回はハズレだったけど、例えばアンドリュー・シスターズとアンドロイド・シスターズを間違えたり。
「アンドリュー・シスターズの後期のアルバムが、とんでもないことになってる! ひとりいなくなって、残りの2人はサイボーグになっているんだゼ!」なんて。


昔"ニューオリンズ"な音楽にハマっていた頃、Don NixのアルバムをDr.Johnのアルバムと勘違いして買ったことがあった。試聴までして。ロング・ヘアーで髭ボーボーな風貌と、「Don」と「John」の音韻が共通点か。なかなかシブイ出会いだった。


(藤瀬俊)


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