Chet Atkins チェット・アトキンス / In Hollywood
今日は一日じゅう雨。
こんなメールをお客様からもらった。
>今日は大雨なので、おかげさまで「家でレコード」が嬉しい日です。
女性からです。うれしいお便りです。
>こういう日はあんまりヘンなのでなくて、ほんわかしたもの、
>レイモンド・スコット楽団にドロシー・コリンズがちょっと歌をつけてる
>のとか、レニー・ディーののんきなオルガンとかを聴いています。
「あんまりヘンなのでなくて」というのが、いいなあと思う。
才媛ドロシー・コリンズは、レイモンド・スコットの奥様。幸せが聞こえる音楽だ。
例えば今日のNEW ARRIVALからチェット・アトキンスの「In Hollywood」とか。
ちょっと幸せになる音楽。
釣り好きは、気が短いと言う。たぶん、それは事実。ぼくは釣り好きです。
釣り好きにとっては、イントロは短い方が良い。短くてピリッとしているもの。気がつくと本編に入っている、それくらいがちょうど良い。
例えば「Amen’s Theme」のイントロとか。あれ、もう本編と驚き、改めて今一度イントロを聴いて。格別なことなど何も無いけれど、いいなあと思い、少し幸せな気持ちになる。
「家でレコード」の彼女は、お酒がいける。
どうしてか、お酒が飲める女性を、ぼくは信用する。
もしかして、レコードを聴きながら、ちょっと飲ったりしてます? (大江田信)