Chet Atkins チェット・アトキンス / In Hollywood

Hi-Fi-Record2009-04-25

 今日は一日じゅう雨。
 こんなメールをお客様からもらった。


>今日は大雨なので、おかげさまで「家でレコード」が嬉しい日です。



 女性からです。うれしいお便りです。

 

>こういう日はあんまりヘンなのでなくて、ほんわかしたもの、
>レイモンド・スコット楽団にドロシー・コリンズがちょっと歌をつけてる
>のとか、レニー・ディーののんきなオルガンとかを聴いています。



 「あんまりヘンなのでなくて」というのが、いいなあと思う。
 才媛ドロシー・コリンズは、レイモンド・スコットの奥様。幸せが聞こえる音楽だ。



 例えば今日のNEW ARRIVALからチェット・アトキンスの「In Hollywood」とか。
 ちょっと幸せになる音楽。



 釣り好きは、気が短いと言う。たぶん、それは事実。ぼくは釣り好きです。
 釣り好きにとっては、イントロは短い方が良い。短くてピリッとしているもの。気がつくと本編に入っている、それくらいがちょうど良い。


 例えば「Amen’s Theme」のイントロとか。あれ、もう本編と驚き、改めて今一度イントロを聴いて。格別なことなど何も無いけれど、いいなあと思い、少し幸せな気持ちになる。


 「家でレコード」の彼女は、お酒がいける。
 どうしてか、お酒が飲める女性を、ぼくは信用する。
 もしかして、レコードを聴きながら、ちょっと飲ったりしてます? (大江田信)



Hi-Fi Record Store