Eddie Hazell エディ・ヘイゼル / Another Side Of Eddie Hazel

Hi-Fi-Record2009-05-14

 昨日のブログに靴の話を書いたのは、エディ・ヘイゼルのアルバムを眺めていたら、彼がスタンスミスを履いている事に気づいたから。スタン・スミスはドイツのスポーツ用品メーカー、アディダスが1955年から販売しているロング・セラーのテニス・シューズだ。


 これを紺ブレに合わせよう、ドレス・ダウンしようと提唱したのが雑誌、ポパイだった。70年代末頃のこと、当時、同誌のファッション・ディレクター、北村勝彦さんのアイデアだった。これに僕はコロッとはまった。


 90年代の初頭くらいまで、家には必ずスタンスミスが一足はあった。紺ブレも、3つも4つもあった。今でもある。
 スタンスミンスをまた履きたくなって、先日、スニーカー・ショップを覗いたら、スタンスミス渋谷ヴァージョンというのを売っていた。なんだか、ちょっとだけ気持ちがなえてしまって、手ぶらで帰った。


 スニーカーだったらニューバランスが体にいいと聴いたことがある。かつて選挙の時にクリントンが履いていたスニーカーだそうだ。
 ニューバランスもいいなあと心が動いたのだが、ハイファイの僚友、松永クンがニューバランスの熱い愛好者だ。二人でそろって同じメーカーのスニーカーを履いて店に立つのも、いかにもどうかと思うので、やはり次のスニーカーはスタンスミスにしよう。


 と、こんな話を書こうと思っていたら、件のエディ・ヘイゼルのアルバムにご注文が入った。なので、このジャケットをハイファイのサイト上でご覧頂けるのもあと2時間とちょっとということに。このヒップなボーカル・ジャズをまだご試聴になっておられない方は、ぜひお早いうちに。
 残念ながら売約済みなのですが。(大江田 信)


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