外道 / Just Gedo
先週の結婚式のDJは、たぶんうまくいった、はず。
ちなみに、このブログを読んでおられる独身貴族の方々は、流行りそうで流行らなかった「婚活」なるものをやっておられますでしょうか？
僕はバリバリやってます！
「信長の野望」などコーエーの歴史シュミレーション・ゲームにはまっていた人はわかると思うけれど、「結婚システム」って、チンギス・ハーンを題材にした「蒼き狼と白き牝鹿」が最初ですよね。
えー…、そんな豆知識は置いておいて、この「結婚」っていうのが面倒臭くって。
あ、「三国志８」の話ですよ。結婚の条件の中で、「悪名」というステータスがあって、これが高いとほとんど結婚相手がいなくなる訳です。捕虜になった武将を何人か殺しちゃったりすると、もうダメ。
「あの、家臣になってもらえませんか？」
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「ふざけんな。ワシは忠義の臣じゃから、貴様には仕えんよ。」
↓
また手強い君と戦うのが面倒臭いから処刑します。ごめんね。（逃がすか殺すしか選択肢なし）
↓
結婚できず
ゲームの中くらい好きにさせてくれ、と（泣）。現実世界のように"捕虜のまま人質交換ビジネス"や、"闇に葬る"とか"悪評をうやむやに消す"とか、そんなサブコマンドあってもいいんじゃないかな。
昨今話題の児童ポルノ法に関しても、正直言って「想像の世界くらい好きにさせてくれ」と思う。自民党案と民主党案に若干の違いこそあれども、結局与野党の折衷案で法案は通る見通しのようで。
人権擁護法と同様に、気に入らない人物にいきなり強制立ち入り調査可能なこの法案。今、国会では何がポルノで何がポルノにあたらないか審議中とのことw。あれはエロだよ、これはアートだよ、って思春期真っ盛りの国会、税金さえ使われていなければ嫌いじゃありません。
なお自民党案では、"単純所持"で捕まっちゃうらしいので、ロリポップなレコード・ジャケットを眺めて「かわいいなぁ♡」とか思ったりしてる人は、哀しいことですがそのレコードは処分したほうがいいかもしれません。もしよろしければ、僕に下さいw。ちなみに処分できる猶予は１年（仮）とのこと。本とかレコードたくさん持っている方は、頭が痛くなる話ですが。
「婚活」に「児ポ法」、もううんざりな自分はもう外道になってしまいたい気分。
サード・アルバムにして、ようやく本当のスタジオ録音に漕ぎ着けた外道。
「悪魔のベイビー」最高。マジで地元の暴走族をしきっていたというドラムの中野良一こと“良ちゃん”の歌が、ナチュラルに不良で素晴らしい。
ライブ・アルバムでのノリノリの感じと少し違って、スタジオ録りのせいか、若干緊張しているような歌声が、純朴な田舎のヤンキーがエクゼクティヴな場所で、少し恥ずかしそうに肩をすぼめているような、なんかそんな感じがして勝手ながら好印象。
なお本アルバムのジャケ写は、児童ポルノの件で、ジャニーズの半裸（ライヴの写真など）問題と一緒に国会で議論された（苦笑）の宮沢りえの写真集「サンタフェ」の写真を撮られた篠山紀信先生によるもの。良ちゃんの面構えと★のペイント・タトゥーのギャップもクール。
また愚痴になりますが、日本は欧米と違って「児童」という呼称の対象となる年齢が違う。向こうはだいたい13〜14歳までだけど、日本は17〜18歳まで。この差って大きいと思うけれど。
藤瀬俊
