Tom Ardolino トム・アルドリーノ / Unknown Brain

Hi-Fi-Record2009-07-26

昨日のブログにあった、"水のまとめ買い"。
僕は炭酸が好きなので、どうせなら、と思って"ラズベリーのフレーバーの炭酸水"(カロリーゼロの表示あり)なるものを買ったところ


「あれ…これ普通にファンタ・グレープっぽい…」


と、買い付けの車の中で、日光で温まってしまったその飲み物に狼狽したのは良い思い出です。


狼狽というと、ミシェル・ガン・エレファントのギタリスト、アベフトシさんが亡くなられたことを、昨日サイゾーで知った。
記事の主旨はアベフトシさんの訃報に関連させた、「多くのミュージシャンの収入は会社員の平均レベル以下」というもので、「中堅のミュージシャンでも生活苦だ」というものだった。


テレビの音楽番組では、番組放送中に視聴率が一番落ちるのは、ゲストのミュージシャンが歌っているときだという。
つまり、曲よりも司会者とのトークのほうが視聴者は興味がある、ということ。ベストテンより歌ばん、ということ。


音楽のソフトは売れていないけど、"バンドやろうぜ!"という人(ハード)は増えているという今日この頃。


テレビ局は、もういちど"イカ天"な番組を制作すればいいと思う。予算も少なくて良いはず。たぶん。
ガチのアマチュア・バンドを毎回何組か呼んで、コメンテーターにはアメリカン・アイドル的なユーモアを交えて厳しいことを言ってもらったり。あらびき団、みたいですが。
生放送にして変な緊張感出したり、放送事故があっても構わないと思うけれど、やりすぎは禁物かもしれない。番宣を流す時間を削れば、枠は作れると思うし、スポンサーは潤っている音楽機材メーカーとか、かな。無理か。


ついでにもう一個、チラ見したニュースを。
2011年度から、学校の基本教科科目から「音楽」がなくなるらしい。
語弊のないように言うと、複数の科目と統合される。独立した科目でなく、特定学期に集中して習うことができる集中履修制、とのこと。"過度な学習負担を減らし、自律性を高めるため"、だそうですが、あの合唱会の前の


声が小さいせいで、クラスメイトの前で独りで歌わされる
   ↓
「全然ダメ!」と、先生
   ↓
「やってられないわ!」と、先生が教室から出て行く
   ↓
重い空気。クラスメイトから白い目で見られる(もしくは男子と女子の間で口喧嘩)
   ↓
「戻ってきて下さいぃ!」と、女子数名(涙目)が先生に謝りに行く


こんなよくある青春コンボを味わえないなんて! 精神を鍛えるにもってこいの罰ゲームみたいな。


Tom Ardolino トム・アルドリーノ / Unknown Brain


トム・アルドリーノが17歳、高校生の夏に地下室と教会(パイプオルガン!)で録音したマル秘音源。


トム・アルドリーノは明らかにぶっ飛びすぎだけど、アメリカの情操教育(死語かも)って、一体どうなってるのか気になる。
アメフト&チアガール、それ以外はナードかギークみたいな、わかりやすい二層構造のスクールライフであって欲しいと、ロマンチックに思っている。


藤瀬俊


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