Ben Branch And The Operation Breadbasket Orchestra And Choir

Hi-Fi-Record2009-10-04

昨年の三月に、当ブログにてトイレでの排泄に際しての音をかき消す方法を考えたけれども、


いつのまにか、こんなアイテム出ていて、最近バカ売れらしい。


エコオトメ(315円)エポック社


なんでもボタンを押すだけで「ジャーーーッ!」と水を流す音が流れるという。


合理的でエコ、ですって。やられた! ブログについた「1user」のチェック・マーク・・・まさか!?
売れまくるのは良い事でしょうけど、誰もが携帯するようになったそのとき、混んでいるトイレでは、ジャージャージャージャーッ! "ジャー"が止まらない、ジャー・ラスタ・ファーライ、なんとも奇妙な新しい日本の風物が誕生することでしょう。


それにしても「エコオトメ」というネーミング。多分男性は買いにくいと思う。
そこで、エポック社に提案したい新作。
ボタンを押せばレッド・ツェッペリン「ジャー・メイカー(D'YER MAK'ER)」のトラックに、イエロー・マンとかエレファント・マンあたりのDeeJayが「Jahhhh! Jahhh!」歌う、うるせえやつ。
その名も「エコじゃ」! ドラムはジョン・ボーナムですので、放屁の爆発音もキック一発、余裕でかき消してくれることでしょう。
駄洒落もここまでかけ算すれば、多分ひき算にはならないはず!


いやはや「エコオトメ」は多分便利だと思います。まだ買ってないけれど。


「"便"して"利する"(得する)」
次の段階・トレンドは"排泄物の再利用でトクしちゃおう!"、コレですね。(トンスルは却下)


さて、本日の一枚は、ジョルジ・ベン、ベン・シドランといきたいところですが


Ben Branch And The Operation Breadbasket Orchestra And Choir / Last Request, The


Ben(便) Branch(昼食) Breadbasket(胃袋) Request(便意再び)


総合力(合わせ技一本)でベン・ブランチ。


ふざけるのをやめて説明しますと、この作品は、黒人たちにとって激動の1968年を音楽で表現したリアル・ドキュメンタリー・ゴスペル・ジャズ作品。1968年4月4日に凶弾に倒れたキング牧師に捧げたアルバムなのです。リーダーを失ってなお続く闘争への不安はいかほどだったのでしょうか。リズムも跳ねたファンク・チューンもスリリング、もっというと鬼気迫るものを感じずにはおれません。


あぁ、おしっこ我慢してるとき、ジャケットのベン・ブランチのように感情を押し殺しているようだけど、顔に出てしまっている、そんな鬼気(危機)迫る顔になりますよね…失敬。お許しを。


で、先程気がついたのですが、下の試聴ファイルが、菅原進「夜のハイウェイ・バス」になっておりました。大変失礼致しました。試聴して笑っていた人、一言いってくれてもいいじゃないの(泣)。本日入れ替えましたのでご試聴していただければ幸いです。


(藤瀬俊)


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