Laura Nyro ローラ・ニーロ / Smile

Hi-Fi-Record2009-10-26

いつのまにか秋葉原、その周辺のカルチャーに詳しいと思われている。非常に由々しき問題である。
パソコンの大先生でもなくて、アニメ・漫画も"にわか"なのに。どうしてこうなった…。


日曜日、大学の頃の友人が、調べものに付き合ってくれというので秋葉原に行くことになった。


あちこちの広場でWindows 7の宣伝と販売が行われていた。
それよりも秋葉原の駅前の印象は、数年前とずいぶんと変わっていたのに驚かされた訳ですが、あの感じって池袋とかに近い。


休日という事で町は賑わっていて、マクドナルド前にはハンバーガー無料チケットをもらうべく行列が出来ていて、最後尾には「30分待ち」とあった。
友人の用事というのは、仕事でライトノベル原作の映画を担当するにあたって、そのマーケティング、つまりはライトノベルを購入するお客様情報を得たいというものだった。


そこで、知ってる人はみんな知ってる総本山「とらのあな」に行きたいらしい。


ちょっと目的が違うんじゃないか、と思ったけれど、短時間で多くのお客さんを見れるのは確か。
階段を上って、ライトノベル・コーナー。また階段を上って、ムンムンとした熱気の、ここ(聖地)は誰もが固く口を閉ざす異常な緊張感の張りつめた、あの、その、18禁コーナー。
全フロアまわり終えた後、「思ったより年齢層高いなぁ…」と、いろいろ熟考する友人を横に、面白そうなものがないか物色していると、「少女ファイト」(日本橋ヨヲコ・著)の第6巻を発見(※どの書店でも買えるものです)。


…何これ…装丁が2種類あるの? ん?…


通常版と、もう一つ、特装版はProduction I.G制作のアニメDVD付だった。レジに直行。友人には「迷いがないんだね」と嗤われたけれど、こればかりはしょうがない。ただ、装丁のイラストは通常版のほうが良かった(2冊買うべきだろうか…)。
アニメイト」も寄ったけれど、こちらは「とらのあな」に比べ女子率が遥かに高く、そして年齢層も若かった(オタク=カッコイイ世代)。互いの領分があるのは結構なことだと思う。


茶店で一休み中に、「30〜40代のライトノベル読者を狙うにはこんな感じの露出(エロでなくて)が…」「おそらくテレビを見ない人ばかりだから、雑誌媒体とニュースサイトのほうが効果的…」云々。そして、そろそろ帰ろうとしたときにわかったことは、原作は純愛もの、ということ。
それって別に「とらのあな」じゃなくて良くないか…。


もう完全に日記になってしまっている私めのブログ担当日ですが、たまにある「読んでますよ(ニヤリ)」というコワイそれがなくなるまで、どうかお目こぼしを。


Laura Nyro ローラ・ニーロ / Smile

アルバムの冒頭の「Strange」という一言で、なんだか素敵な魔法にかけられたような気分になる。


この以上のアルバム冒頭の出だしのトキメキってあるだろうか。開始1〜2秒でK.O.。瞬殺もいいところである。


秋葉原の駅前には「紳士服のAOKI」が先週の金曜にオープンし、近々「ジーンズメイト」が開店するらしい。
こちらは残念なほうの「Strange」に思えて仕方ない。


(藤瀬俊)


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