Mark Radice マーク・ラディス / Mark Radice

Hi-Fi-Record2009-12-14

イベントの告知をひとつ。


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12/19(土)

「encore!」@恵比寿tenement

18:00-26:00

DJ : 大江田信、小西康陽常盤響、平林伸一

  内田靖人、樺沢衝一、松永良平、藤瀬俊

charge : \1500(オーダー別)

年に二度、

恵比寿tenementをお借りして

わいわいと音楽を聴き明かすこのイベントも、もう5回目。

今年も豪華なメンバー(上段)をお招きしてお送りします。

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以上、松永さんのブログからコピペさせていただきました。
お時間のある方は是非。ご来場心よりお待ち申し上げます。


少し前のブログで年末は"イベントだらけ"なんて言いましたが、先週は某カフェで独りDJを楽しんできました。カフェの方のお心遣いに感謝と同時に申し訳ない気持ちだったりします。ご飯食べながらのDJもいいものです。寂しくなって店員の子に選曲ほったらかして話しかけにいったりするのもまたいいものです。


今年、新譜はほとんどAmazonで買った。ついに店舗もできるらしい(噂)けれど、ウォルマートみたいになるのかな、行ったことないですが、なんとなく。
遅ればせながら、デヴェンドラ・バンハートを何枚かAmazonで購入して聴いた。
デヴェンドラ・バンハートは1981年5月30日テキサス生まれの売れっ子シンガー・ソング・ライター。モデルでイラストレーター(アートスクール卒)でもある。でもって、彼女はあのナタリー・ポートマンである。
華麗なる彼のプロフィールを見て、あることに気がついた。
彼の生年月日は僕の生年月日の「年」「月」「日」それぞれに「1」を足したものだった!
…どうでもいいことだった! 
それにしても「ばんはーと」を変換したら「晩♡」と変換された。なんなのでしょうか、この敗北感。
音楽はというとボヘミアンなフォークというかピッピー・サイケというか、ファンクもやるしアフロな曲もあったり、エスニックな曲調が多かった。今売れてるのもわかる。顔も曲も妖しいけどイケてる。


デヴェンドラ・バンハート、悪くないけれど僕はMark Radice(マーク・ラディス)のほうが好きだ。
15歳にして、このコリン・ブランストーンみたいな声。参りました。かく曲も美メロだし展開もグレイト。さらにプロデュースはジェリー・ロスときました。この時期のジェリー・ロスにハズレなし。
デヴェンドラ・バンハートは曲に自己をありのままに投影しているようだけど、マーク・ラディスにはどこか屈折した感性が働きかける鬱屈したものがあるように思えて仕方ない。周りは手練のオジさんばかりですし、15歳、こっぴどく叱られたらグレますよね。で、彼はこのあとハード・ロックへと向かうことに…。叱られたかは知りませんが。


デビューから飛ぶ鳥を落とす勢いのイケメンのモテ男より、歪んでそうなマーク・ラディスのほうが親近感が持てる。
生年月日でつい意識してしまって悔しいのもあって、マーク・ラディスに勝手な推測で申し訳ないけど比較させてもらいました。
クリスマスはナタリー・ポートマンとデヴェンドラ・晩♡、なんでしょうか。まだまだディスり足りません。最近出た新譜のジャケットのイラストはそれにしても酷い。良い意味で。アートスクールらしいというか、あー、自分も頑張んなきゃいけませんね。


(藤瀬俊)


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