Cleo Laine クレオ・レーン / Shakespeare And All That Jazz
昨日の大江田さんの文にある「社会共有の財産であるパブリック・ドメイン」という部分に目がとまった。
それは先月あたりに話題に挙がり、夏目漱石の一族における著作権ついての考えを遅ればせながら知って、感慨深く思ったから。
夏目房之介さんによると、漱石の諸作は"日本人そして日本社会共有の財産(パブリック・ドメイン)である"というのが夏目家の見解であり、著作権にまつわる使用料を一切要求しない、というものだった。
「夏目漱石財団」なる「?」な団体って一体(苦笑)!? ご存知でない方はご検索されることをお薦めます。
別に「糾弾したい」とか、そんなつもりはないのですが雑感の一つとして、もう一つ。
4月25日の大手ニュースサイトの記事
http://www.j-cast.com/2010/04/25065024.html
4月8日のとある人気の個人ブログ記事(真ん中)
http://shirouto.seesaa.net/article/146013387.html
あのー、これっていわゆる記事(ネタ)の「盗用」ってやつじゃ…。
「声の大きいやつが勝ち」ってやつでしょうか。「参考にさせていただきました」なり一言添えて、下のブログのリンクを貼っておくべきだと思うけれど。
「今日は"ばぐた"さんお休み?」「これだから乞食Jカスはw」「これで原稿料もらうとかw」なんて声もあったり、なかったり。
話は変わりますが、上のブログに挙がっている、日本のアニメのテーマ曲をスウェーデンのジャズマンらに演奏させたラスマス・フェイバーのアルバム、買っちゃいました(Amazonで試聴もできます)。こういうネタとしてさりげない作品は好きです。異様なクオリティの高さも、良い意味でシュールで◎。
Cleo Laine クレオ・レーン / Shakespeare And All That Jazz
偉大な文豪が残した文章に曲を付け、ジャズにしちゃった作品。ジョン・ダンクワースのオケも冷んやりとクールな音色で良い仕事。
そろそろ、夏目漱石が残した文章に曲を付けた作品があってもいいのでは。
…と言いつつも、すでにあったりしそうな予感。「坊ちゃん」とかタイトルからして。
今日ホントに採り上げたかったニュースはこっち。
将来患者になる可能性大の僕にとって、大変に喜ばしいニュース! 当ブログのヨゴレ担当としては、盛り上がる他ないニュースです。
※構成の例
母乳に含まれる特別な物質『HAMLET(Human Alpha-lactalbumin Made LEthal to Tumour cells)』
↓
「ハムレット」
↓
「シェイクスピア」
↓
「Cleo Laine クレオ・レーン / Shakespeare And All That Jazz」
(藤瀬俊)
Hi-Fi Record Store