SAKEROCK / ホニャララ (LP)

Hi-Fi-Record2010-05-09

先週、望みの漫画が買えなかったことを書きましたが、本当に運がないのか、1〜5巻まで読んだ後、6〜8巻を買うつもりで行ったところ、在ったのは1〜5巻まで。


自分と同じペースの読者がいる…。これは小学生の頃、地元の小さな書店で三国志(1〜60巻)を集めていた際に度々ありました。そんなときは「先手必勝!」と、ストーリーを追いきれてなくとも、その先の巻を購入するという、微妙且つ陰湿な嫌がらせをやっておりました。
すいませんでした! もうやってません! Amazonもあるので、無意味です。
ネット通販にて容易にものが買えるわけですが、小さい頃"ネット"が使えるって、どういう感じなんだろう。
乗り物の速度の変化、時間に対する意識の変化が芸術(イタリアの未来派など)を生んだ例もあります。途中からネットを使用している自分よりも幼くしてネットに触れる今の子供の方が親和性は当然高いでしょう。
僕らより"万能感"が強いのかなぁ。でも、プロフ・サイトやモバゲーなんてピンとこないし。ただこちらは「もうオッサンだ」という自覚だけは確かですが。


最近会った知人らの第一声のほとんどが


「髪のびたね」「太ったね」


ここ一年美容室・床屋に行っていません。長州スタイルです。
どうせなら、こんな理容師さんに切ってもらいた・・・くない。


そして、2番目の「太ったね」ですが、もうジムに行くしかないように思います。
以前、とある目利きの旦那には「ハイファイの水には何らかの養分が混入しているのでは・・・」と心配されましたし、歩いても減らないし。


SAKEROCK / ホニャララ (LP)


試聴一番下の曲のタイトルは「千のナイフ妖怪道中記」。
かつて高額&ギャルゲー充実で名を馳せたゲーム機、PCエンジンのソフトで「妖怪道中記」(ナムコ(現バンダイナムコゲームス))という名作をご存じでしょうか? "たろすけ"という主人公が、いたずらが災いして落ちた地獄から脱出すべく冒険するアクション・ゲームです。


熱弁したいほど思い入れはないのですが、ゲームのBGMもホンワカしたエキゾ風味でした。サケロックによる素敵なオマージュ作品。


ひと世代違えば「妖怪道中記」なんて、誰も知らないような気がします。今の子供がやったら即クソゲー判定受けるような微妙なゲームも時間がありあまる故か、何時間も遊んだものです。モバゲーもそんな感じなのかもしれない、と、なんとなく腑に落ちたような。「クソゲーじゃないし!」という反論は置いておいて。


ちなみに僕はメガドライブセガ)で出た、"たろすけ"が野球に挑む「球界道中記」も持っております。あんまり面白くないです。


(藤瀬俊)


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