Jimmy Scott ジミー・スコット / All Over Again
今週は風邪でボロボロだったのですが、すごく過ごしやすい天気だったようで、何をやっているんだろう（笑）と自分の不摂生を呪うばかりです。
例によって、喉の痛みから頭痛へと続くウイルスのコンボ攻撃。仕事中に声がガラガラになってしまい、松永さんを驚かせてしまいました。
"声を絞り出す"というのは、まさにコレか、と。でも、声が変わると身近な人に急に親切にされたりしますので、たまにはいいかもしれません。
とある掲示板で話題になっていた、ピアノの弾き語りシンガー・Greyson Chanceくん。
Youtubeの動画では
レディ・ガガのカヴァーを披露している。
出だしで、ビックリ！ オトナの女性のような美声。声変わり直前のそれ。うまい、というか、声、ですね。とにかく。
でも、気がかりだったのは、このライブ会場内。女性ばかりなんですが…。しかも彼よりも明らかに年上の。目がマジな感じだし。何かそういう番組なんでしょうか。そういうってどういう…。デビューして間もない頃の森山直太朗さんのライブもこんな感じだった記憶があります。
マイケル・ジャクソンやスティーヴィー・ワンダー、Folderの三浦大知さん、エマニエル坊や（たけし軍団のお宮の松のモノマネの破壊力は異常）…は違いました、そういった声変わり直前の奇跡のような美声をレコーディングした男性シンガーは数少ない。
逆に、ジミー・スコットのような年をとっても中性的で少年のような声色の不世出のシンガーもいますが、こちらは彼だけでしょう。
Greyson Chanceくんも、いずれどこかのレーベルと契約するかもしれません。ただ、彼のオリジナル曲もYoutubeにあったのですが、ちょっと普通すぎて誰か作家さん付けないとちょっと、みたいな（自分何様のつもりw）。
…関係ないですが、昔自分の声を録音したものを聞いたときの、深い悲しみを思い出してしまいましたw。すごく陰険な声をしていましたw。
Jimmy Scott ジミー・スコット / All Over Again
先に名前を挙げたジミー・スコットの1960年にリリースされたアルバムのリイシュー盤。
"年をとっても中性的で少年のような声色"、それは生まれつきの難病がもたらした声な訳で、幸か不幸かは本人にしかわからないけれど、彼の作品は確かに世界中で愛聴されている。
リイシュー盤って、愛されてなきゃ出ませんもんね。
※どうでもいい追記
レディ・ガガで思い出しましたが、こういうゴシップってなんだか良いですよね。
（藤瀬俊）
