Jo Basile ジョー・ベイジル / Around The World With Jo Basile
The Cool School 188 時差ぼけとわたし その2
時差ぼけのつづきを書く。
夕方になるともうれつに眠くなるということは
その反対は
夜中に目が覚めて眠れないということ。
むくっと目が覚めて
外はまだ真っ暗。
時計は夜の1時半なんてことはザラにある。
お酒の力を借りて
眠ってしまうという手もあるのだが
最近は日本でやり残してきた仕事を
その時間に片付けてしまうことが多い。
テレビを小さな音で点けると
ヴァラエティショーの再放送や
日本でもおなじみの通販番組をやっている。
通販限定のCDセットで
60年代や70年代のオムニバスを
当時のミュージック・クリップとともに紹介する番組がおもしろいことは
このブログに以前に書いたことがあるかもしれない。
ああ、あった。
ここだ。
60年代篇のホストは
ジョン・セバスチャンや
デイヴィー・ジョーンズが務めている。
そんな通販番組のなかでも
お気に入りは
日本製のスーパー包丁で
その名もゲンズ・ナイフ！
肉や野菜をすいすい切るだけでなく
この包丁、
鉄までさくさくと切ってしまうのだ。
ほんとかよ！
ところが
最近見かけたら
まったくおなじ商品なのに
名前だけが変更になっていた。
あたらしい名前は
ヨシ・ナイフ！
友人によると
しばらく姿を消していたゲンズ・ナイフが
ヨシ・ナイフとなってカムバックしてきたのだという。
こんなおもしろいものを見てしまうと
当然仕事は手につかない。
ただ眠れない時間だけが無為に過ぎて
そしてまた夕方になると
レコード屋の床にへたりこむのです。（この項つづく）
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ナイフが曲名につく曲といえば
それはもう「マック・ザ・ナイフ」。
ハイファイにもいろいろあるが
今日はジョー・ベイジルのアコーディオンで。
日本では
「匕首マッキー」というタイトルでも紹介されたことがある。
それにしても
“匕首”で“あいくち”とは
もはやかなりの難読文字だろう。（松永良平）
