Jonathan Richman And The Modern Lovers / Bakc In Your Life
The Cool School 194 Tシャツの国
ちょっとした店なら
たいてい店のノベルティとして
カウンターの奥や
天井からぶらさがっているものだ。
お店のロゴを単に移し込んだもの
イラストを添えてデザインしたもの
店主の顔を大胆にあしらったもの
まあいろいろなタイプがある。
つくづくアメリカは
Tシャツ文化なのだと思う。
すこしくらいデブっていても気にしない。
大変デブっていても気にしない。
夏はTシャツっしょ。
レコード屋のTシャツは
ぼくも好きだし
一時期は何かあるごとにもらっていたのだが
さすがに最近は食傷気味で
よほど「お！」と思うようなデザインがない限り
申し出ることはない。
それでも
たまにどうしても欲しい柄を見つけるときがある。
そういうときは
ちょっとしたテクニックを使う。
まず先に買付を済ませてしまう。
本当はパスしてもいいようなレコードも
なるべく加えて
買物の量を多くするのだ。
そして
レジで会計をして
商談が終ったタイミングで
「ところであのTシャツいいね」なんて話しかけるのだ。
そうすると
「お、ありがとうよ！」という感じで
にこにこ顔の店主が
レコードの段ボールにTシャツをつっこんでくれる。
つまり
タダってこと。
この方法、
まあ
十中八九うまくいく。
困るのは
くれるのはいいんだけど
「うちのはXLしかないから！」なんてとき。
まあ
パジャマの替わりをもらったと思って
ありがたくちょうだいしておくか！（この項おわり）
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ところで
最近友人から教わったネットショップがある。
あのときあの写真でロックスターが着てたTシャツを
復刻して販売しますってサービス。
購入すると
証拠写真入りのバックステージパスも付いてくる。
これがまた顔ぶれが変わっててね。
クリス・ディフォード（スクイーズ）の着てたTシャツなんて
いったいだれが……いやおれが欲しい！
ジョナサン・リッチマンも
かつてはボーダー柄のTシャツがトレードマークだったけど
最近はもうめったにお目にかかれないようで。
この黄色とピンクのボーダーで
しかもVネックのTシャツ、
もし復刻されたら
ファンなら一度は着て見たいかも。
ご興味ある方はどうぞ。（松永良平）
