Peter Gallway ピーター・ゴールウェイ / Taking It Easy

Hi-Fi-Record2010-11-05

松永です。
ハイファイのブログでは
約2週間ほどのごぶさたでした。


その間
何をしていたかと言いますと
バレバレですが買付をしてきました。
アメリカの東と西に行きました。


アルバムをわさわさ
シングルも
またまたわさわさと買いました。
すでにその一部はすこしずつ店頭とネットに出始めていますので
お気付きのかたもいらっしゃったかもしれません。


すこしずつなどと言わず
これから本腰を入れていきたいと思います。


まずはハイファイ・ブログではひさびさの連載再開なので
今日はごあいさつ程度。


「その30」まで行ってましたので
今日は「その30と1/2」くらいの感じで。


それでも
こんなの見つけてきましたよ!と
ひと声くらいは上げてみたいもの。


というわけで
ピーター・ゴールウェイのこのシングルを。
B面にはマーサ&ザ・ヴァンデラスのカヴァー
「カム・アンド・ゲット・ディーズ・メモリーズ」が入っています。


曲への愛情があふれすぎていて
何度聴いても泣けてしまう最高のカヴァー、
いかなる編集盤にも収録されていませんし、
もちろんCDでも一度も復刻されたことがありません。


おそらくこれも
プロモーション盤のみしか存在しないシングルだと思うのですが
プロモのみの可能性が高い稀少盤でありながら
実は二種類のヴァリエーションが存在します。


A面のアーティスト・クレジットが
オハイオ・ノックスのものと
ピーター・ゴールウェイのもの。


B面は
今までぼくが扱ってきた盤では
すべてピーター・ゴールウェイでした。


おそらく
シングルのプロモーションをしている途中で
ピーターが
ロスで結成したオハイオ・ノックスをやめ
ニューヨークに帰ってソロ活動をする決心をしたのでしょう。


彼の心変わりの瞬間が
こんなところにも記録されているんだと思います。


今日は“です・ます”で通しました。
まあ「30と1/2」ですから。


4、5回まわってニャンと鳴く その30と1/2 松永良平